シリーズ・人間は信頼する足る・ワニとネズミの脳。 |
共通して
人間の脳、
時に高次的な働きをする
”前頭前野”についての記述があった。
以前ご紹介した人間の三つの脳
・脳幹と大脳基底核(ワニの脳)
どう猛で残忍な攻撃を
本能的、反射的に反応する。爬虫類の脳といわれている。
・大脳辺縁系 (ネズミの脳)
情動を司どる脳で、
感情的に反応したり、小ずるうまく立ち回ろうとする
鳥類や下等動物になって発達してきた脳です。
・大脳新皮質(ヒトの脳)
いわゆる理性脳といわれ言葉や音楽を理解し
ワニの脳とネズミの脳をコントロールします。
つまり、ヒトとして生きるために
ワニとネズミをコントロールしようとした時から
”人の歴史”が始まったのですね。
さらに
このほかに4番目の脳として
・前頭前野といわれる脳で
この脳では
いわゆる対立し矛盾するものを
高次で統合する・・いわゆる弁証法的な作業や
意識をより抽象化して広域でとらえ
自己の個人の自我のレベルではなく
崇高なレベルでの判断を機能しようとする脳だと
言われています。
わたしは専門家ではないので
ほんとに雑駁にしか説明できませんが、
でも
あゝ人間にはやはり
自我のエゴを超えてなお、
人間愛の世界とでもいいましょうか、
高邁に存在しよう志向する脳が
あるのだなあ・・と
ちょっとほっとしました。
つまり
人間はその進化の歴史にそって
次々と新しい脳機能を
獲得してきたという事ですね。
ということは
今も人間は
進化のプロセスにあると
いうことなんでしょうかねえ・・?
吉本隆明さんは
人類史はおさるさんの次元まで
さかものぼって考えないと・・・・と
言っておられたけれど、
私たち人間の心のことは
もっともっと
爬虫類のところまでさかのぼって
検証しないとダメってことですね。
さて
最近、
私が特に切実に思うのは
これらの脳の中でも
二番目の脳、
情動の脳をいかにコントロールするかです。
感情的世界からの
”脱出”です。
人間の感情、
恐怖や怒りや不安、
悲しみや執着が
大脳新皮質、
つまり理性のコントロールから
はずれて
自分のなかで勝手に
暴れまわるのを
どうしたら
鎮められるか・・・です。
この情動脳の克服こそが
未来へとつながるなあとも
おもうのです。
この脳は、
瞬間的、自動的に
スイッチが入ってしまいますから
ほとんどの人々は
感情的に反応してしまいます。
感情的に反応してしてしまうと
もう、
前頭葉の働きが
ストップして効かなくなります。
それが問題なのですね。
でもことわっておきますが、
感情をなくそう・・・つてんでは
ないのですよ。
おおきなふり幅をもって
自分が
感情的に乗っ取られることからの
脱皮です。
このところの世の中での
竹島や尖閣諸島の問題に対して
日本人は
かろうじて
前頭葉的ではあるものの
中国や韓国の人々の激しさは
まさに、ワニとネズミの脳での
反応です。
いや中国や韓国だけでなく
私たちの日常を支配している
多くの反応現象は
多分
ワニやネズミの脳の比率の方が
圧倒的に大きいと思います。
つまり、人間関係のほとんどが
感情的であり
だからこそ
人間は苦しいのです。
感情は幼児期に獲得した
自我の汚れやひずみに
大きく影響されます。
それがひどくなると
頭のなかは
人間不信、他者不信で
埋まってしまいますから
やはり
それらをお掃除する必要がありますね。
そして
ワニやネズミの脳をコントロールするには
”自覚的”(意識的)に
前頭葉の働きの方へと
シフトする必要があります。
前頭葉の働きへシフトするためには
自覚的な意識と
意識を外在化させる
”ことば”で
コントロールしなければ
なりまりせん。
そしてせっかく獲得した
理性とことばで
しっかりと
自分の感情と意識を
自覚的に
コントロールしていく。
私は
人間は信じるにたりる・・・と
確信しています。
それには
やはり自分のインナーチャイルドの救出かなあ・・・と
思います。
まず自分のなかに
純粋で無垢な人格(インナーチャイルド)が
存在していることを
見つけだすことだと思いますよ。
人間の尊厳として
じぶんのなかにある
インナーチャイルドの
ほんとうの自分を取戻し
さらに
自分の意識と言葉を一致させ
自分の意志と欲求を
高次元へと
移行させてゆく。
つまり
自覚的に
自分の人生を創っていく・・・という事でしょうか。
それは最終的には
自分の自我を超えて抽象化された
”人間への共感”と”連帯感”だと
思います。
”連帯感”・・・懐かしい言葉ですねえ・・。
さてPCのサイトで
脳と心理について
とてもわかりやすく記述しているサイトを
見つけました。
よかったら
読んでみてください。
この方も
ほゞ独学でここまで来られたようです。
凄いねえ!


