シリーズ・自分の自然性で生きる・山のようにそびえる。 |
外はまだ真っ暗な中、
いつも通り紅茶を入れて
本を読んだ。
読みながらも
しばし
あゝーとため息がでてきた。
ああー
良くここまで
辿りついたなあーという
溜息です。
若き日の支離滅裂な自分の行動、
そういう
自分でもなぜ
自分がそうなるのかが
わからなかったことが
今は手に取るように
理解できる。
気分の変動が激しく
そのなまなましい感情を
そのまま私にぶつけてき
心理介入した父親と
神経症的強迫観念の中で
常に恐怖と不安のなかにいた
母親との間で
良く自分が破壊されなかったとすら
思う。
いや
もしかしたら
破壊されていたのかもしれませんねえ・・・苦笑!
自分の苦々しく、
恥ずかしい数々の失敗も
愚かしい行動も
すべて、
そうなってしまう必然が
あったということ。
自分の深層心理のなかに
深く刻まれた
不安や恐怖に怯え
自分の自由が奪われている反動としての
敵意や憎しみが
すべて
心の深層から私を
遠隔動作していたのだということ。
そういう事との戦いで
私はいつも心理的に
疲労困憊していた。
でもそれも
いわば
自分の頑な内面に向き合い、
扉をこじ開け、
石に刻むようにコツコツと
ひとつひとつ
取り除いて来た。
それは自分のなかに巣食う
たくさんの汚れた石(自我の汚れ)を
一個一個捨てる作業でも
ありました。
自分が挫かれ
疲労困憊し
弱り切り
自信を喪失している自分を
強く動じない自分へと
自分を育てなおし
しっかりと
心張棒で支えながら
自分という人間の根拠に基づいて
生きる。
直面しては
考え
考えては決心し
決心しては
自分の生きる方向を
定めていく。
そういう事の連続でした。
今もまだその進行中です。
ひとつずつ執着する自分を捨て
自分の周囲を整理し
自然な自分で生きやすいように
整えていく。
自分のなかの憎しみや敵意を捨て
感情をサラサラにもどしていくと同時に
不必要な軋轢を持ち込むような人間とは
しっかりと一線を引き
近づけないようにする。
つまり
NOをはっきり示す。
決していい人には
ならない。
そうして自分を護り
自立(自律)して
山のように
自分がそびえていく。
※ 強くなることですよ!
長い間、混沌として
摘みどころのなかった
じぶんという
”塊”が
少しずつ整理され
浄化され
洗練されていく。
その道筋こそ
いきるということで
その先には答えがある。
一昨日、映画「流・ながれ」の村上浩康監督から
2本のDVDをお借りして見ました。
それは”ダルデンヌ”という兄弟の監督した映画で
「イゴールの約束」と「ロゼッタ」という映画でした。
皆さまはご存知ですか?
見終わった後
深い感動と感慨に包まれました。
そのあと、
その先の答え・・・・として
あゝーこれがそうなのだ・・・ということが
見えてきました。
そのことを後日書きます。
それと宣伝する訳ではありませんが
漫画家の奥友志津子さんが
映画「流・ながれ」の上映館で
配布されるチラシの絵を描いてくれました。
その絵がねえー
またいいんですよ!
その絵が載っているチラシは
見にゆかないと手に入りません。
やっぱ、宣伝してます・・・すみません・・・笑!!!
ああー
やっといわゆる高齢者になって
(今年から介護手帳を貰い、高齢者になりました。)・・・笑!
その先の答えが
見えてきたと
思います。
よかったなあ!
『伝心柱マガジン』
● 告知
映画「流・ながれ」ロードショウについて
Moreをご覧ください。
↓
告知
以前このブログでもご紹介した
ドキュメンタリー映画「流・ながれ」のロードショウが
10月27日(土)~11月2日(金)10:30/12:30/18:00の1日3回上映!
それ以降は朝のモーニングショーとして
11月3日(土)からは10:30の1日1回!
ポレポレ東中野で上映されます。
それで
このブログを読んでくださっている方で
御覧になりたい方に
私からチケットをギフトします。
たくさんの方に見ていただきたいので
ご遠慮なさらずにどうぞ・・・。
お待ちしています。
ご希望の方は、コメント欄に非公開で
お名前とチケットの郵送先をお知らせください。
●「流・ながれ」のホームページはこちらです。