表現者とは、表現するとは・・・昨日の続き! |
インナーチャイルドがいる・・・・!!!
インナーチャイルドは
その人間の根底的な感情を
握っています。
そしてそれは
常に
他者との間において起きる
感情を操作します。
インナーチャイルドの
怖れや怯えや孤独や孤立が
一瞬に融ける瞬間が
奥友志津子さんが言うように
「ロゼッタ」と「イゴールの約束」の
ふたつの映画の
あのラストシーンです。
一瞬に融けたとき
押しつぶしていた胸のなかが壊れて
沁みだした
温かいものとは。
人間への信頼を取り戻した一瞬で
他者への信頼です。
自分以外の世界への信頼です。
しかし
せっかく取り戻した
自分の中の温かいものも
それがそのまますんなりと
続かないかもしれない。
でも
たしかなことは
自分のなかに
確実に
そういう温もりの水脈があるということ
枯れそうになっているかもしれないが,
あるということです。
人間が生きることは
複雑に屈折し、絡み、しこったその
心模様を生きることであり、
それを解きほぐし
そこにある普遍性へと
辿りつくことは
ほんとうに容易な事では
ありません。
でもそこをめざして
突き進み表現へと達していく。
その奥には
素晴らしい生きる充実と
”人間にであった”安堵と喜びが
わくと思います。
そして
表現を受け取る私たちの方にも
同様の充実と安堵と生きる喜びが
手渡されて行きます。
表現者と観客とが
一体となってそこに
顕れた全体性のなかに包まれて
”人間”になる・・・。
そういうものかなあーと
おもいます。


● 告知
映画「流・ながれ」ロードショウについて
Moreをご覧ください。
↓
告知
以前このブログでもご紹介した
ドキュメンタリー映画「流・ながれ」のロードショウが
10月27日(土)~11月2日(金)10:30/12:30/18:00の1日3回上映!
それ以降は朝のモーニングショーとして
11月3日(土)からは10:30の1日1回!
ポレポレ東中野で上映されます。
●「流・ながれ」のホームページはこちらです。