シリーズ・女性たちへ、人間は商品ではない! |
恋愛をしたとかで、
それを償うために丸坊主にした・・という
女の子写真を見ました。
何とも哀れです。
しかし年頃の女の子ですから
人を恋するでしょうし
男性を好きになるのは
当たり前のことなのに
なぜ彼女は自分を坊主にして
衆目の目に
さらさなければならないにのでしょうかねえ・・?
それは彼女が商品だからでしょうか・・・???
言っておきますが
人間は商品ではアリマセン。
人間は物ではアリマセン。
人間は
生きている”ひと”です。
なまなましく日々を葛藤しながら生きている
”人”です。
私はずーっと今の世の中に
息苦しいものを感じていますが
その一つが
人間が”物”のように扱われること
そして人間が商品の如くに勘違いされていくことに
とても違和感があります。
特に女性が
性欲望の対象として商品化されていくことに
なーんの疑念ももたないばかりか
それがあたかも
成功する道であるかのように
勘違いされており、、
横行していることです。
商品はやがて消費されあ
賞味期限が過ぎると
捨てられていきます。
私はすべての職業がなんらの
”役割”があるから成立しているのだと
思います。だから
この”アイドル”という職業も
それなりに
何等かの役割があるのでしょう。
でも
ちょっとおかしいです。
男の甘ったれが見えて仕方がないです。
風俗にしても
性産業にしても
そこには役割があり
それに従事している女性たちは
立派で素敵だと思います。
なぜなら
彼女たちはそれを
”ビジネス”として
やっているからです。
そこには
感情を征し
客観的に自分を存在させているスキルが
在るからです。
あの女性が囲いこまれた中の
江戸の”吉原”にも
そういうい女性たちが
築き上げた凛とした
文化と誇りが
ありました。
特に花魁は
品性や教養のない男など
寄せつけない!
以前ある若い男性から
性のことを相談されたとき
私は彼に、きちんとお金を払って
「プロのお姉さんたちにお願いしなさい」と
言いました。
彼は
お姉さんたちは優しかったと
報告してくれました。
男子には男子の悩みがあります。
プロの女性達は
”なりわい”としてやっているので
いくらお金をもらっても
魂までは売り渡さない・・という
プロとして
けじめや矜持があります。
さらに
ちゃーんと
仕事へのオンとオフの
スイッチがあるでしょう!
私が時々読ませてもらう漫画
「深夜食堂」には、
そういう素敵な女性たちが描かれています。
しかし、このアイドルの女の子は
どうでしょう・・?
女性を商品として扱い
まるで掟のごとく囲い込み
心の中まで介入する、
それはなんだか高名なプロデュ―サーが
やっているらしいけれど
どう見ても私の目には
”女衒”にしか見えない。
そしてまた、
うかうかと
そういうところへ
自分を売り込んでゆく女性たちも
愚かしいです。
その先に成功や希望がある・・と
思い込んでいるのでしょうか・・???
恋愛したらその商品として傷がつく
その囲い込みの組織が乱れる・・・かどうか
知りませんが、
仕事、ビジネスなら
オフタイムは自由なはずです。
魂までも売り渡していないなら
恋愛も自由でしょう!
女性たち
貴女の性には
”命”が潜んでいるのですよ!
人類の祖は、
北アフリカの一人の女性です。
つまり
女性こそ
人間の大地そのものです。
もういちど、
”生きている人間”は、
物ではない!
商品ではない!
女性たち
自分を大切にしてほしいです。
『伝心柱マガジン』