シリーズ・不安と恐怖を脱出する・プロローグ! |
生きることを恐れている自分がいます。
些細なことに過剰に反応し
おびえている自分がいます。
その些細なことが
取り返しのつかないないことのように思う”錯覚”が
瞬間的に私の身体を襲います。
そして私は今、
なんとしても
この不安の正体を突き止めたいと
考えています。
もともと腎臓が弱いということも在り
この1月に連続しておきた
私にとってはショックな出来事が
身体に大きなリスクを与えてしまったこと、
そして、それまでは
意識と無意識に統合されて
安定していた
私の心理の世界が
一瞬にして、
恐れと怯えと不安に
かき乱されて分裂状態になってしまったこと。
いったん自信を失ってしまった心の隙に
それまで潜在的にあったが
私の中でコントロールされ
理性で処理されていた
”人間=他者”と
人間世界への
”恐怖と怯えと不信”が
勢いをぶりかえし
あっという間に
私の心身をのっとってしまったこと。
これが今の私の状態で、
そのことを
もう一度
まな板の上に乗せて
思索しなければと
考えています。
昨日の朝、
ゴミを捨てに外へ出る自分を
嫌がっている自分がいました。
なぜ嫌なのだろう・・と
自分を覗いてみると
ああー
人間を怖がっているのだ・・・ということが
分かりました。
その原因のひとつと
考えられるのが、
私は小さいときから
人間、特にあっという間に豹変し
私を襲ってくる父親への恐怖です。
ワケも分からず、
自分が叩かれ、折檻される・・・という恐怖です。
しか
不思議なことに私は
その恐怖が自分にあることなど
もう40歳近くまで
自覚できませんでした。
カウンセリング勉強し始めて
はじめて自分を向き合い
そしてやっと
理解したのです。
それまでは、
ただ、なんとなくおかしい自分がいる。
つまり
自分ではコンロールできないなにかによって
自分の中に行動へと突き動かす衝動が
起きてしまうこと。
そして
そうせざるをえない自分が
そのように行動してしまうこと。
更に
自分の中におきる罪悪感に
苛まれて、
行動しては常に
自分を検閲して
自分を罰する・・という
行動と心理のサイクルの中
自分が嵌め込まれていること。
それは
常に
気分が上がったり、
下がったりという
エレベーター状態のなかの自分に
なっているという
自分が自分を統括できない苦しさが
ありました。
今回
もう一度
この自分を洗い直して
更に
それだけでない、
他の原因も含めて
考察しようと
思います。
やっと自分のおかしさに
気づいて
以来、
カウンセリングを勉強し
手当たりしだい、しゃにむに資材の本を読み
自分の内面を取り出しては
観察し
分析し
ひとつずつこころの澱を
解決していく。
そういう自分を
いかに救いだすか
抑圧
萎縮してしまった
体と心を
いかに取り戻すかの
人生を
私は
生きて来たと
思います。
長い道のりで
行けども、行けども
なかなか光が見えない中で
よくがんばってきたなあ~!
と
思います。
そして今
この間ブログに書き続けてきた
私の中の事象のひとつが
人生を通じて
悩まされ続けてきた
他者蔑視や
人間忌避の感情が
この間の事件を通して
絶対この感情を捨てる・・・という
私自身の明瞭なる自覚と
決意のもとで、
すっかり
抜け落ちてくれました。
とても楽になりました。
だから
同じように
私の中の最後の石、
人間、他者や社会に対する
恐怖と不安も
徹底的に
取り除きたいと
思っています。
そして
ただ
この恐怖と不安が
単に私の個人の事情というだけではなく
現代の社会と人間の在り方という
私を取り巻いている社会もまた、
私を
そして
私以外の人間をも
脅している
共同の不安でもあると
考えます。
まあ、共同幻想の不安とでもいいましょうかねえ!
それを少しずつ
書いていこうと
思います。

ゆっくり
生きようね!