シリーズ、不安と恐怖を脱出するその14、今はこぎいでな! |
潮もかなひぬ 今はこぎいでな
額田王
昨日は
高校生の頃読んで暗唱した
島崎藤村の”潮の音”が
しきりに浮かんできて
あー、時みちくれば・・・・ねー、
うららかに・・・ねえ~!
遠くから
希望がやってくる・・・のか!
と
心が安心し、
夕方からは
この額田王の詩が
頭の中を巡る。
まるで連歌のように・・・・。
朝鮮出兵をする兵士達を
鼓舞して歌ったと
言われていますが、
私には
さー、飛び立ちなさい
行動を起こしなさい・・・という
エールのように
聞こえる。
ふしぎだねえ~!
自分の内面が
ちゃーんと
自分を導こうとしてくれている。
久しぶりに
万葉集をひらいたら、
こんな素敵な詩がありました。
春の野に すみれ摘みにと 来しわれそ
野をなつかしみ 一夜寝にける
山部赤人
いいですねー、
すみれがあんまりきれいだから
一晩ねころんですごしちゃったよ・・・。なんて。
やっと私の”時”が
帰ってきている気がします。
”私の時”とは
この世の時とは違う流れ方をしている
私自身の時の感覚です。
今日は五日市にある
”つるつる温泉”に行きます。
山の奥にありますから、
森林浴も兼ねて
温泉につかり、
帰りには
そこの地域の農家のおばさん(おばあさん・・・?)の
手作りの3年味噌を買ってこようと
思います。
青丹(あおに)よし 奈良の都は咲く花の
薫(にお)うがごとく・いま盛りなり
小野老
今朝、奈良に住む青年からのメールがありました。
うれしいメールです。
倭は 国のまほろば たたなづく
青垣 山こもれる 倭しうるわし
倭建の命・・?
春があって
そして次にいっせいの新緑があって
いいなあー!
角膜に傷がついて落ちていた視力も
やっと回復してきて
来週は大好きな京都にゆきます。
なんてゴージャスなの
貴女!