伝心柱日記 極意、忘れる! |
つまり、嫌なことや、辛いことは
全部忘れちゃえ…という声が
聞こえてきて
ああそうだ
みんな
忘れちゃおうと
思います。
無j責任にすべて放棄して
ぜーんぶ
忘れちゃおう!

そういえばやっと最近
あの1月に起きたことへの
”怒り”が大分薄らいできました。
人間には
忘れる・・・という
すごい武器がある!
先日
”怒り”を処理するには
どうしたらいいか…という質問を受けました。
怒りという感情は
とても厄介ですね。
でも
それも自分の命をまもろうとして
反射的に起こる現象でね~。
でも怒りにとらえられると
とても辛いです。
だから私はこう考えています。
自分に怒りが来たとき
まず、
その怒りの内容をよーく考えてみる。
そしてそれがもし
不当なものなら、
心の中にしこらないように
処理をする。
処理の仕方は、
1、冷静に言葉を加工しながら、キチンと相手に返す。
或いは伝える。
たとえば、
「もしかしたら、私の聞き違い、(思い違い)かもしれないけど
今の言葉にちょっと傷ついてしまった・・・・。」というふうに。
或いは、
「ごめんなさい、もしかしたら私の誤解かもしれないけれど
今のあなたのその態度は、とても悲しい・・・」とか
相手を責めるのではなく
相手を包み込みながら
伝えるのです。
そして
これは
自分にとって、
これからも関係を大切にしたい…という人にこそは
きちんと、言葉を尽くして
伝える。
その場合、もし相手が誠実な人間なら
はっと気づいて
「ああ、気が付かなかったけど
傷つけてしまったのね、ごめんなさい」と
言える相手なら
もう最高ですが、
こういう人はめったにいません
が、
でも素敵なひとなら
何らかのストローク的な
リアクションをくれると思います。
まあ、相手が稚拙で、言われた瞬間に傷つく場合もありますが、
でも、誠実な人間なら
時間とともに考え、
わかってくれると思います。
しかし
自分にとってさして大切でもなく
また、
その人間と関わることによって
さらにややこしいことになる・・・と
思われる他人に対しては
2、心の中でその人間を見極め
「この人間を相手にせず、時間をかけて怒りを忘れることにする・・・」と
自分に決心をさせます。
つまり、その人間と怒りに対して
きちんと方針を与え、さらに
この決心をする…ということが
とても大事なんですよ。
方針を与えず、決心もせず
放置しておくと
その
相手にもしたくない人間
との
ガチ喧嘩の格闘心理の中に
連れ込まれて
怒りがどんどんしこって行きますからね。
自分が向き合うにふさわしい人間かどうかを
きちんとみきわめたら
怒りのおさまりどころを用意し
そしてあとは、
”時間”という素晴らしい装置の中で
消えていくのを
待つ。
そして
それでも出てくる
怒りのエネルギーは
ありとあらゆる雑言を吐きながらでいいですから
ダンボールを叩いて
自分の心のなかから
追い払う・・・!!
クソッ、バカヤロー、なめんじゃネェーッ!…てな言葉を吐きながら
段ボール叩きでも
茶碗を地面に投げつけるとか
まあ
とにかく体の中の怒りを外に
吐き出すことです。

以前にもかきましたが、
怒りの裏には
相手に対する
自分の無力感が
潜んでいます。
その無力感が不安となって自分の中に
動揺を起こし
”怒り”となります。
つまり怒りは命の危機なんですね。
だから放置しておくと
記憶の中でどんどんしこるか
或いは怒りがつまり暴走してしまいます。
だから怒りは
自分が強くなる
或いは
相手より自分が
上位や優位になると
心理的バランスがとれて
だんだん収まっていきます。
だから怒りが来たとき
渾身の力で
相手に
やり返すと
瞬間的に関係が(状況が)
相手の上位から
自分の上位へと反転して
こころがスッとします。
また
相手に対して
言いたいことを言うと
一時的に
スッーとするでしょ。
でもそれは
極めて動物的なレベルですから
それはまた
相手からやり返される、
或いは恨まれる・・という
連環の中での
お互いの
確執になりますから
そうではなく
きちんと処理をすることが
必要です。
その時
私の命が持っている
”忘れる”という機能
そして
”時間”というおおいなる戦略は
なんて素晴らしいの・・・と
私は思います。
どうぞ
忘れたいことは
ドンドン忘れてください。
まあ
後生大事に
抱え込んでもいいですけど・・・・笑!

でも
私は
スッカラカンに忘れちまおーッうと!!
思います!


可愛いね!