伝心柱日記 卒業! |
カウンセリングでの卒業ともいえる方々の
嬉しいメールが入ってきている。
まあ
最初の出会いからすると
もう
人が変わったように生き生きとしている。
だいたいの方が
最初に私を訪ねてきてくださってから
卒業まで4,5年はかかっているが
その間
自分をあきらめないで
貪欲に
わたしに喰らいついて
何度もカウンセリングを重ねています。
時に
グサグサ胸が痛むような
とても厳しい指摘を受けても
頑張られた方々です。
なんでもそうですが
自分のほんとうに欲しいものを
手に入れるには
安易に、安直には手に入りません。
貪欲に追及し
ゴールに至るまでには
これでもか
これでもまだか…というような
自分との闘いの
その長い道をつきぬけていかないと
その清々しい自分の風景は
見えてきません。
一度や二度のカウンセリングなんかでは
到底解決できないほど
人間の内面の闇は
奥が深いです。
だから、何としても
底の自分から脱却したい人は
何度も何度も
此処へと足を運びながら
少しずつ自分に気づいていきます。
わたしから見ると
その人が
自分の中の自分という鉱脈を探し
つきとめていく・・過程でもありますね。
私のカウンセリング卒業とは
自分が存在することの
”ほんとうの価値”を
見出すことです。
”ほんとうの価値”とは
自分という人間の全体を生きる…ということです。
授かった命を全部駆使して
生きることです。
自分の中の光も影も闇も
それは
個々に分断された”自意識”ではなく
社会に思い込まされた
自分のフレームを
越えて
その自意識もふくめ
意識も無意識も
自分のすべてが作動しながら
自分の中の可能性を
総動員して
自分の全体を生きる・・・ということです。
だから
自分におきること
自分が直面することから
逃げない。
その直面することの中に
その人のかけがえにない
宝物があり
向き合うごとに
一つ一つの宝珠を
手に入れていきます。
そしてだんだんと
それに正面から向き合う
たくましい自分が
その人のそこに
デンと表出してくると
卒業です。
卒業時から
何年も経つうちに
その人が
シャンと自分で立ち
もう
自分でまっすぐ歩きだして行き
だんだん私のことを忘れていく。
そして
私のことなど
すっかり
思い出さなくなったときこそが
本当の免許皆伝です。
でも
私は
それがほんとうに嬉しいです。
もう少しで卒業の人も
続々といます。
最後まで
頑張ろうね!
朝6時に散水して
お水をあげました。
きっとおいしいから
花びらが
虫に食べられているんだけど
それでも
精いっぱい咲いて
あなた
素敵ね!