至高の時間! |
寒さに震えることがなくなりましたね。
これからは朝3時や4時に起きて
本を読むことが楽になり
ホッとしています。
朝起きたてに読む本は
文章がそのまま頭の中に
スライドしていきます。
前夜に読んだときは
読んでも読んでも
なかなか頭に入らなかった文が
朝読むともう流れるように
理解できるのです。
朝はほんとうに脳が生き生きしている
時間ですね。
さて一昨日から昨日にかけて
3冊の本を読み終わりました。
2冊は脳科学に関する本で
1冊は脳と心理に関する本です。
読み終えて
ああ~自分が
自分を実験台にして分析しては
検証しながら追及してきた
心理に関することや
さらにそれに付随して
脳について考えてきたことが
それなりに的を得ており
正しかったのだと
安心するとともに
嬉しゅうございました。
特に言葉については
いかに
言葉を使いかこなすかという課題と
言葉によって
自分の内面が変容するということが
脳にとっても
大変重要で効果があるということです。
そして
自分の心を整理し
他者との関係を
どのように創造していくかについても
これまでのブログで
たくさん書きましたが
これは
脳の中に書き込まれたデーターの整理と
そして
自分の主体をもって
脳の中を構造化していくということとも
一致しており
とても大切です。
さらに
私がいつも
自分にいい聞かせている
”運を天に任せて
のほほん、のほほん・・・!”
という良寛の言葉も
まさしく脳の機能を言い当てるものでした。
つまり
脳の機能と活動は
私たちの意識の範疇を超えて
脳自体の属性による活動があり、
私たちの脳は
無意識のうちに
私たちの意識を超えて
脳そのものが自立的に活動し
脳の時間の中で待っていれば
或るとき
ふいに
その答えが浮かんでくるという
スゴイ機能があるのですね~!!
だから私は
行き詰まったら
それから先は脳に任せる
つまり、
いうこと
すなわち、運を天に任せて、のほほん、のほほん!
と
自分を楽天化することで
たくさんのヒントや答えが
天から降ってきましたね~!
そしていつも
お話しているように
脳の世界は
私たちの自分が
信じることで構成されており
私たちが肯定的な自分であれば
脳はどんどん肯定的な可能性の中にあり
逆に否定的であれば
脳はどんどんその否定を
加速していくということです。
そうして
今私は私自身の課題として
自分の感情と向き合って考えています。
おそらくこれが最後の関門になるかなあ~と
思っています。
自分の感情はどこから起きてくるのか
その原因をつきとめ
感情をお掃除し
そして
いらない感情は捨ててしまう!
感情を司る脳は
脳のなかでも下位の脳である
基底核=ワニの脳と
辺縁系=ネズミの脳という脳です。
それは本能的に
反射的に
命の保全と直結しているために
とても”短絡的”に機能してしまいます。
つまり
ワニは、相手に対して反射的に
攻撃するか・・あるいは逃げる・・・という
短絡的機能であり
もっとも動物的な反応の機能です。
さらにネズミの脳は
反射的なものからすこし知力がつき
相手を判断し、
その関係により自分の中の”原始的な感情”を
もって対応しようとするもので
※”原始的な感情とは
理性によって考察がされていない
むき出しの子供のような感情です。
これらの感情は
もともと
脳の機能として
人間の中にありますから
つまり
私たちは
自分以外の人間を否定したくなったり
自分の扱われかたに対して
短絡的に起きる感情を
もともと
内包しているということです。
これらの脳は
命をまもるために
攻撃と防衛の機能であり
物事の推移や
事の顛末をしっかりと
見極めずに
感情だけが暴走していきます。
以前に読んだ脳科学と精神医学の本では
ねたみや他人の不幸に反応して
ドーパミンが放出されて
それらを快感におもう脳の反応があると
書いてありました。
つまり、野放ししておくと
私たちの脳はとんでもなく
嫉妬深いのです。
そして
これも下位の脳の反応です。
だからこそ
私たちは原始的な感情に乗っ取られないように
前頭葉でしっかりと
そういう自分をコントロールする必要があります。
そして
感情が暴走してしまうのは
その根底には
不安と恐れがあり
それらが
短絡して反応するのです。
つまり
自分をディスカウントしたり
否定するという
自分いじくりをし
その苦しさが反動となり
感情が暴走するのです。
だから今私は
自分に起きる感情を洗いざらい総点検し
この感情を”短絡”させずに
しっかりと前頭葉で見極め
言葉化し
さらに
前頭前野の高次の機能、つまり
自分の全体性の中において
感情を
いか有効に統合させていくかを
考えています。
静まり返った壮麗な朝の集中の中で
それを言葉化し(朝の祈り)
自分の脳と体の中に
刻み込んでいきます。
まあ
もう
ほとんどの感情は
いらないかなあ~!!
あちこちで
桜が咲き始めました。
朝、夜が明けると同時に起きだして
紅茶をいれて
本を読む!
たったひとりの
至高の時間が
再び
始まります!
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