子供ががいじめをうけているお母さんへ・親としての使命感を持つ |
ともすると親がイライラするのは
親が子供がいじめられているということで
心理不安になるからです。
つまり親が心理不安になるからですね。
しかしね、ここで足を踏ん張らないと
いけないんですよ!
ここが人生の踏ん張りどころなんです。
自分の中にある不安を
そのまま子供にぶつけないで
その不安をしっかりと
こらえて
おなかに力を入れて
体から排出されていく。
或いは
不安を
意識で蹴散らしてもいいです。
しっかりとこらえたら
逆に
子供の不安を受けとめましょう。
『大丈夫お母さんがついているから
お父さんとついているから』
と
つまり
親としての自分
大人としての自分をはっきり自覚してください。
つまり
自覚した
大人の親になるのです。
親というのも
漫然と親としてあるのと
ちゃんと自覚して
”親”としての自分を意識するのとは
格段に違います。
ちゃんと自覚して
”親”たる自分には
親としての”使命感”がうまれるはずなんですね。
この
”親としての使命感”
つまり
私はこの子供のためにいきている・・・という使命感が
その人を強くします。
その使命感がその人を
アダルト、すなわち大人にしてゆきます。
人間関係のトラブル初め
多くのやっかいな事、困難な事は
自分の中のアダルトが働かないと
なかなか解決できません。
しかし
アダルトがはたらき出すと
短絡的な感情にとらわれず、
状況を冷静に把握しながら
何をしていけばいいかの
考察が生まれてきます。
つまり
おとなの
知恵が働くのです!!!
使命感がないと
グダグダと感情に捉われて
不安や自己憐憫の穴の中で
自分をいじくるだけになるのですよ!
いじめというのは
複雑な感情どうしの戦いです。
つまり
子供どうしの中の
ワニとネズミの脳が
戦っているのです。
つまりイジメはその子供達の
現実というフィールドの戦いの
前線です。
子供が彼らの戦場の前線で
戦っているとしたら
その後ろに
大将たる親が
デンと控えていたらいいでしょう。
そうしたら子供も
自分だけの
孤立無援の戦いでは
ないと
なんとなく無意識で感じてくれるでしょう。
意識はしていなくとも
子供が人生の現実でたたかっていることの
ファイトや
元気が湧いて 来るでしょう。
子供は子供で、その現実に直面しながら戦い
さらに
その直面したことを
自分で解決するなかで
もしかしたら
そのイジメのなかからさえ
なにかが生まれてくるかもしれませんね。
親と子供の関係が
うまくゆくのは
親と子供の間にちゃんと距離があることです。
逆に距離がない親子、つまり
蜜着する親子は
息苦しい破綻があるだけですぞ!
親と子供の間の
適切な距離とは
それは親が
親としての自分を自覚し
使命感をもったときに
生まれます。
つまり
子供をひとりの人間として
客観的な位置から
見られるように
なるのです。
それが親自身の
自他の分離ともなります。
現代の世の中は
大人は
大人のようで子供という
おとなこどもが氾濫しています。
自分が
親としての使命感の自覚を持ち始めたときから
そのひとは
少しずつおとなの成熟へとすすむでしょう!
子供の後ろに控える親の姿は
私のイメージとしては
仁王立ちになって
世の中ににらみを利かしている
あの
仁王様です。
クソガキども
ゆるさねーぞー・・・という
大人の姿です。
その仁王様の奥に
ちゃんと観音様もおいでになる。
お母さん,
不安になるのもわかるけど
臍下丹田に気合を吹き込んで
腹を据え
しっかりとした大人として
大地を踏みしめた
仁王の大人に
なりましょう!
おとななんだもの!
なにもこわいものなんか
ないわよ!
ね~っ!
YouTube 親指姫と人魚姫です。
是非ご覧ください。
親指姫
人魚姫
「竹取物語」
「シンデレラ」
※ 次回のYouTubeでは
このイジメ問題に大変関係のある
人間のこころの中に起きる
シャドウの現象をお話するつもりです。
是非見てほしいと
思います。