聡明な女たち!その4 |
それは
・志は高く
・視野は広く
・目線は低く
という言葉で、
特に
・目線は低くということについて
父ちゃんは
限りなく謙虚になることだとも
言っています。
そして
この目線は低くということは、
前回書いた、
・何も知らない・・・という自覚を持つということと
同じ意味をもつと
私は思います。
私たち夫婦は
父ちゃんは、
仕事のために生活していたというために
家庭は捨ておかれ、
長い間
ろくに話をすることもない
氷河の中…笑!・・・の夫婦でありましたが、
不思議なことに
いつの間にか
同じ考えに
到達していました。
彼は仕事の中で、人間の聡明さはなにかと追及し
私はいつも、人間とはなにか、
どうしたら、人生が生かされるか・・・と
追及する中で
この
目線は限りなく低く・・・ということに
辿りつきました。
目線が低く
地べたに近くなればなるほど
視野は
180度に
広ろがり
青々とした空のもとの
地上のすべてのことが
学びの対象となりえるのですね。
つまり
手に入れるものが
限りなくそこにある・・・ということでも
あるのです。
同様に
自分は
小さな限界のある人間で
知らないことのほうが多いのだという
自覚や認識も
そこには
いつも自分の学びと
成長の契機があります。
つまりそれは
硬直した自我の
固く結んでしまった紐を
ほどいて行くことでも
あるのですね。
反対に
志が低く
視野が狭く
目線は高い
という人は
他者から学ぶ、
ありとあらゆることから学ぶ・・・という
契機をうしない
自分の傲り(プライド)の限界の中で
もがきます。
※そういう自分の”在り方”に
問題があるのだと
気づかない限り
だめでしょうね~。
しかし
だからと言って
このことは
いい人になることでは
決してありませんよ。・
他人からみて
いい人・・・というのも
自己防衛の自分でありますからね・・・・。
そうではなく
自分を生かす
知恵(聡明さ)として
あるのです。
生きるということは
それほどに
簡単な事ではありませんが、
それでも
つまずいた
自分を
どのように
リセットし直すか、
その導きの指標として
この言葉は、とても有効なように
思います。

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