ダルデンヌ監督映画「息子のまなざし」 |
「息子のまなざし」を見終わりました。
いい作品ですね~。
人間の心も
人間の姿もが
まるで
深く深く
何度もゼッサンを重ね
造形も彩色もが高度に抽象化された
現代アートの芸術作品のような
深さがあります。
むしろ現代アート作品の中で
ここまで深いものを
見たことがないかもしれない。
見ている側の人間は
いよいよ自分の想像力を
研ぎ澄まし
主人公オリヴィエの内面を
サーチしながら
成り行きを見ることを
突きつけられる。
否応なく
考えざるを得ない中へと
追い込まれて
映画をみている。
素晴らしいね~。
こういう映画があり
こういう映画を創る人たちがいるということに
感動します。
沈黙の吐息のような感銘が
私のなかに流れました。
出遭えて良かったなあ~。
触発されます。