素晴らしい女達!ベルイマンより |
ヨシ、映画を見ようと
次回対談予定のベルイマン監督
「ファニーとアレクサンドル」のDVDを
セットした。
でも
作動しない・・・?
娘を呼んで見てもらったら
「なに、これブルーレイじゃないよ!」
ブルーレイって何さ?
ブルーレイとDVDは違うもので
その違いを分からないまま
アマゾンでその映画を買ってしまったらしい!
仕方がないので
再度アマゾンで買い直し
その代りに
次回の対談テーマになる
「秋のソナタ」を見ました。
今回で2回目ですが
素晴らしいですね~。
対談があるので
詳しくは書きませんが、
よくぞここまで
女性、人間、を
描いてくれたなあ~と
思います。
先日「野いちご」を見たときは
まだ、そこには詩情があり
ヒューマニズムがありましたが
「秋のソナタ」は
もう
そんなものも
削ぎ落とし
取り繕うことをゆるさない
一切の仮面を剥ぎ取られ
裸にされてしまった人間が
描かれています。
でも
美しい!
二人の女優
イングリット・バーグマンと
リヴ・ウルマンの
演技が
素晴らしい!
これほど演技の素晴らしい女優さんを
今まで
見たことがありません。
私は<女>として
ベルイマン監督に
深く感謝します。
夕方娘と二人で
夕食を離宮という中華料理屋に
食べに行きました。
二人でアレコレ話す中で
このところ
テレビで広告が流れている
ジブリのアニメ「山賊の娘・ローニャ」の話が
出ました。
この原作
ベルイマンと同じ
スウェーデン出身の作家
アストリッド・リンドグレーンです。
リンドグレーンも
私が大好きな作家です。
ピッピも
やかまし村の
子供達もね!
まあ私はジブリの「山賊の娘・ローニャ」を
見ていないので
そのことには
触れませんが、
それでも
「千と千尋の神隠し」は面白かったけど
あの
「風立ちぬ」はなんですか?
あの男の幻想の中にいる
お人形さんのような
女性は
何なんですかね~?
人間をどう描くか。
その厳しさに
欠けている。
まあ、とんだところに
話がいきましたが、
「秋のソナタ」の
バアーグマンとウルマンの
二人の演技を
思いだすにつれ
こういういい仕事を
したいという思いが
募ってやみませんでした。
次回の対談も
全力投入します!
映画対談「ロゼッタ・息子のまなざし」
You-Tubeで
アップされました。
映画から自由奔放によみとってみよう
第3回「ロゼッタ」
(伝心柱×村上浩康)映画監督ダルデンヌ兄弟
1時間半近い対談時間ですが
是非
ご覧ください!
第2回「オアシス」映画監督イ・チャンドンの世界
!
第一回「こわれゆく女」より
映画監督 ジョン・カサヴェテスの世界。

咲いているアネモネです!