不倫と離婚について その4・自立がすべてを解決する。 |
たくさんの苦しいことを
越えてきました。
子供時代から
結婚する前は
世の中に適応できず
躁と鬱の間を
エレベーターのように
行ったり来たり
結婚してからは
子供を抱えて
家族の問題で苦しみました。
うちの父ちゃんは
皆さんが使っておられる
バーコードのシステムを開発したのですが
その開発には16年もかかったのですよ。
その間
私達家族は
彼から捨てられたようにな状況でした。
つまり
それは家族になど
構っていられないくらいの
厳しい中で
今のコンピューター社会の
夜明けに
彼が取り組んでいたからです。
ホントに
情け容赦なく
捨てられてしまいました・・・苦笑!
誰にも相談できず
いつもひとりぼっちで
さらに
経済的にも余裕がない中で
幼い子供を抱え
社会から取り残されたような
孤立感の中で、
おそらく
当時の私の顔は
鬼のようであったと
思います。
もうしょっちゅう
ヒステリーを起こし
それを子供に向けていたと思います。
心がさまよい続け
いつも情緒不安定で
着地することができない。
だから子供に異変が起きてしまいました。
それで
私は
自分と子供を救うために
カウンセリングを
学び始めたのです。
まあ、詳しく書くことは
省かせていただいて
そういう中で
カウンセリングの研修をを通して
・人間の心理を勉強し
・脳科学をとおして
・人間の心と脳のメカニズムを勉強し
さらに
そこから
どうしたら
自分が立って歩いていけるかを
具体的に
ずーっと考え続けました。
自分の中に不安や怒りや失望が
起きるたびに
なぜ、
そういう事が起き
自分が
それに振り回されるかと
いう事を
常に具体的に
分析、解析していって
その結果として
自分という人間が
他人にいかに
依存しているかが
もう
明瞭に見えてきたのです。
あゝここに
すべての原因があると
思いました。
それはいわゆる
・社会の固定感や
・幻想をも含めての
・世の中に蔓延している
・人間の依存ということに
原因があると
思いました。
自分が依存するから
自分が振り回されるということ
そして
振り回されるから
苦しいのですよ。
では
どうしたら
いいか。
答えは
● 誰にも依存しない!
● 誰にも愛情を求めない!
自分になる。
まず
・夫に依存しない。
・夫に愛情を求めない!
自分以外の人間に
自分の心を満たすための愛情を求めても
・人間はだれもが
・自分のことで精いっぱいですから
・他人に愛情などあげられないのです。
● 愛情というのも
幻想であると
私は
つきとめたのですね
他人や子供に愛情をあげていると
思っている人も
よーく自分を観察、
分析してみてごらんなさい。
それは
役割と責任意識でもあるのですが
ともすると
気分的であり
時に
気まぐれであり
一貫した愛情ではありません。
極めて不完全なものです。
ほとんど自分の
・自己満足のためにやっている
ということに
気づくと思います。
つまり
● 自分は誰にも愛情をあげることが
出来ない。
あげられるのは
◎ ささやかな思いやりと
◎ ささやかな共感です。
◎ ささやかな寄り添いです。
そういう事を洞察できない人間は
自分の心の内面のカラクリを
理解できないいのです。
理解できないから
思いこみと勘違いで
他人にばかり
愛情を
求めてては
失望と絶望を繰り返すのです。
● 誰も所有しない。
● 誰からも所有されない
・夫を所有しようと思わない
・夫のそのたった一度きりの人生は
・彼自身を生かすためにある
・同様に自分の人生も
・一回きりしかない
・大切なものです。
更に脳科学でいうと
●人間は常に一回性の中を
生きています。
夫婦というのは
無意識にお互いを所有し
そういう親密さや
愛着を
当然のように持ってしまいますが
それが裏返ると
相手が自分の思い通りのことをしないと
不満や怒りや不安が
起きてきますが
そもそも
その所有意識や価値観が
間違いなのです。
人間は誰もが
自分の思い通り生きているもので
●蝶々のように自由であり
それは
捕まえようとしても
捕まえらないように
●心の羽をもって
生きている。
同じように
子供に対しても
・子どもは一人の人間として生きている。
・子どもに自分のさみしさや、心の欠落や、欲求不満の感情を
・子供に依存することで賄おうとしない。
・子どもにも繊細な感覚や感情があり
・子どもも考えながらいきている
・どんな子供の真剣にいきている。
・子どもの生きかたは
・子どもに任せる
・夫の生き方も
・子供の生き方も
そして
●私の生き方も
・それぞれが
・独立してあり
・固有な世界をもっている。
・脳科学でにそれは立証されている。
そこに
誰も
・介入してはいけないし
・介入させない。
・そして介入しても
・無駄である。
それぞれの生き方は
それぞれが
・自分の経験と体験のなかで起きる
・自分の感情と自分の考察の中で
・自分の生き方を
・自分で選び取る世界であり
決して
他人に侵入されたり
介入されてはいけない
●聖域であること。
そこを
・自分のエゴで侵すから
あるいは
・他人のエゴで侵されるから
・人間の心に異変(病理)が
生じるのです。
そこから見えてきたのは
すべての人間が
● ひとりぼっちの自分を抱えて
●いつもせいいっぱいの自分で
生きている
ということです。
だからこそ
他人に
甘えず
他人のエネルギーを
奪ってはいけません。
それぞれが
それぞれの人生の体験と経験の中で
常に
●自己決定し
それを
尊重しなければならない。
●全てのことは
◎ 自分で判断し
◎ 自分で決断する。
そういう風に
私は
たくさんのもの
たくさんのことを
世俗的にいうと
・諦めて
カウンセリング的にいうと
・手ばなして
生きて来ました。
常に
自分で判断し
決断してきました。
しかし
諦めて
手放せば
てばなすほどに
私は自由になり
心は
晴れやかに
なっていきました。
誰にも依存しない
誰も所有しない
自分の自由も
自分以外の人間の自由も
尊重し
保障する。
そういう
人間関係を
自分が
創造していく。
判断し
決断するたびに
自分の知力が
磨かれる!!
まあ、それを
徹底して
やりましたら
もう
さみしくもないし
愛情もほしくないし
逆に
自分の人生を
自分で賄う面白さ
自分で
自分を
満たしていく
満足!
と
自信!!!
自分の心を満たすために
好奇心がいつも
ワクワクと
なにかを
求めては
感動している!!!
だって
自分の中にある
好奇心など
他人には
絶対
分りえないことだからね
自分の好奇心は
自分が
自分に満たされるってことです。
そして他人に依存していないから
すごく
強いんですよ!
喧嘩も強いです…苦笑!
最近は
こわいものも
無くなりつつあります(スゲーッ!)

さらに
知恵も働きます。
だって
自分で人生を経営しなければならないのですから
ときに
悪知恵も
策略も
働きます。
面白いね~!!
私は
自分の生きることを
誰にも
邪魔されたくないし
邪魔することを
許さない。
まあ、
こういう生き方をしているときに
いつも
邪魔をするのが
世間の常識とか
固定観念とか
社会の幻想一般です。
そして
さらに
ベタつこうとしてくる
人間関係です。
でも
それも
捨ててしまいました。
だから
いつも
孤立感や
孤独感などが
ないとは
いえません。
けど
そういう感傷も
いらないなあ~と
思います。
人間のトラブルは
すべてと言っていいくらい
・依存と所有と甘えの中から
起きてきます。
その時
きっぱりと
依存を断ち切り
すべてを
自分でやり切る決意が
できてきたら
世の中のすべては
自分の掌中に入ってきます。
でもね
それは
ごくごく
当然のことなのです。
だって
自分に起こること
すべてが
● 自分の
● 脳内現象なのですからね。
可笑しいでしょ
自分の脳の中でおきる現象を
他人に
分ってくれ!
ということが
如何に
ピエロ的な
ものであるか・・・!!!
あなたも他人の脳の中に何がおきているかが
わからないように
他人も
あなたの脳のなかで
なにがおきているかなど
分るわけがないのです。
分ったかのように
錯覚しているにすぎないのですよ!
どうでしょうか?
すべてのことは
自分の中で起きている。
すべてのことは
自分が起点になって
起こしているのです。
だからこそ
自分がそれをやり直したり
変更すればいいだけのことです。
自分は
・自分の人生の経営者でもあり
自分の人生の
・創造者でも
あるのです。
それが理解できたら
すべてを
●自分でまかなう。
それには
まず
中心核になる
自分が必要ですね。
自分というものを
しっかり
打ち立てて
自分の意志に寄り添って生きる
●自立した自分になることが
最低の条件であり
出発点です。
●自立した自分で
・自分の人生における
・他人との関係を
・自分が
・創りださない限り
そこには常に
他人に
振り回される人生しかない
ということです。
自立さえすれば
或いは
自立しようと
決心すれば
自分の周辺におこることの
ほとんどが
解決していきます。
さて
今週の水曜日11日に
私が書いた
「拝啓宮沢賢治さま」不安の中のあなたへ
(彩流社 1800円+税)
という本が
各書店で発売されます。
その本には
・宮澤賢治の闇と
・その自立
を
書きました。
是非読んでください。
彼がどんなに、もがいたか
彼が何を勘違いして思いこんだか。
そこには
特別の人ではない
賢治。
皆さんと同じように
苦しんでいた賢治がいます。
人間は誰もが
どっこいどっこいなのです。
だから
いつも
気を取り直して
最後まで
諦らめずに
がんばろうね!
では
よろしく
お願いいたします。


●非公開のコメントは
お受けできません。

自分で選択し、自分で決断し実行する。これが当たり前になってくると、他人をあてにしないから、他人の動向も気にならない。他人の思いに惑わされることもないから、深読みもしない。自分が基軸になりますから、安定しますよね。自分の人生を掌中にする極意だと思いました。
今、私も、自分で自分をまかなえるように、ささやかなことも、自分の内側から起きることを起点に行動するようにしてます。
最近、親が私のことを、歳の割に常識のない子だと、人に話していたのですが…
ある意味、最高の誉め言葉だなぁと思っています。