自立とは ◎自分自身の価値に気づく |
◎ 自分自身の価値に気づく
ということです。
どんな人間も
その人独特の世界があります。
そのひとの頭の中を
絵にして展示したら
さぞかし
それぞれのユニークさが
面白く
見ごたえがあると
思います。
しかし
そのご本人さんが
自分のことに
気づかず
さらに
自分をおろそかにして
そのうえ
自分を嘆くひともいるのですから
まあ
なんと
もったいないことか
と
思います。
自分が光らないのは
そういう
自分の価値に気づかず
自分を
くすませているからです。
価値に気づかないかぎり
それを
磨きようもないでしょ。
言っておきますけど
自分の価値とは
自分の見栄えがいいと
いうことでは
ありませんよ。
ハンサムと
美人とかいいうのでは
全くありませんからね。
自分の内部から溢れ出てくる
・アイディや
・言葉や
・ユーモアや
さらに
・その人独特の癖や
そういうものが
光を放つのです。
それが美しくても
醜くても
光を放つのです。
しかし
自分の価値に気づくとは
うぬぼれとは
違います。
・うぬぼれは
・他人からみた自分の価値です。
だから
他人から見た自分・・・という
幻想で
錯覚ですから
うぬぼれは
直ぐ
墜落するのです。
自分の価値とは
自分が人生の中で
積み重ねてきた
自分の経験や思いや行動が
その人の内部で
様々に
格闘をしてきたことが
やがて発酵して
旨みに
変わっている
はず
なんです。
たとえば
子供、特に幼児は
それぞれが100%の自分の行動を
します。
それがあまりにも
独特で
奇想天外なので
たいがいの親は
自分の子は天才ではなかろうか
と思います。
その通り
子供は天才なのですよ、彼らは!
なぜなら
そこに
・大人的ブレーキが
かかっていないからです。
大人のブレーキがかかってくると
その天才の子供たちは
どんどん凡人へと
退化していきます。
では
大人のブレーキとはなにか
それは
・心配
というブレーキです。
・心配とは
・自分を
・疑うブレーキです。
つまり
天才たちの凄さは
・自分を疑わない!
ということですよ!
そしてね
誰もが
はじめは
天才なのです。
なのに
自分にブレーキばかり
かけて
自分の才能や可能性を
自分で
潰して
挙句の果てに
嘆いて
もがく!
あゝなんと
愚かかと
思います。
この
自分の中にある
天衣無縫な才能を
再び取り戻すのが
自分の中にある
子供性(内なる子供の記憶・インナーチャイルド)を
取り戻すことです。
自分の中の
・オモロイ自分
・愉快な自分
・変な自分
・楽しい自分
・ぶきっちょな自分
・悲しい自分
・怒る自分
・ヘタレた自分
・意識が飛ぶ自分
・他人には理解されない自分
いつも
・やりたいことが
・いっぱいある自分
・欲しいものがいっぱいある自分
もう、いろいろ捜してごらんなさいよ!
◎ 自分を疑ったり、ブレーキを掛けさえしなければ
自分の中は
宝物の宝庫でしょ。
私はしばしば
脳の中を
シンフォニーに例えます。
実際脳の中は
いろんな音が次から次へと
連鎖していくように
記憶のエレメンツが連鎖しながら
世界(無意識と意識)を
創りだしていきます。
その時
良い音だけなんてことが
ありますか?
良い音も
つまり
澄んだ音も
濁った音も
高い音も
低い音も
太い音も
大きい怒鳴り声のような太鼓の音も
細くて
消えそうな音も
時には
ノイズさえも
動員されて
その曲の世界が成立
していきます。
絵も同じですね
綺麗な色ばかりつかったら
絵は成り立ちません。
全色
必要なのです。
私達の脳は
自分の意志とは関係なく
いつも外部の刺激に対して
◎脳の中を
総動員して
働いています。
しかし
それにブレーキを
かけるのが
自分を疑うことによって起きる
不安と恐れの
ブレーキです。
それがかかるから
心の中が
パニックになるのです。
でも
もう
そういう大人になったから
仕方がない
なんて
思わないでくださいね。
そういうブレーキを
外すのも
大人です。
大人だから
自分が
追いつめられないように
用心しながら
少しずつ
さじ加減をはかりながら
外していったらいいのです。
自分を少しずつ解放して
自分を信頼し
信じ
自分の世界を
取戻し
さらに
それを抱きしめ
自分を愛したらいいのですよ。
自分を愛していないから
他人から
愛されようとするのですからね~。
人間は
自分の中からオーラを放っている人間が
大好きです。
そして
安心します。
なぜなら
そういう人は
自分に自信があるので
他人から
奪おうとしないからです。
私は
もう
安心して
屈託なく
お話しが交換できる人とのみ
交流したいですね~。
そういう風に
自分を解き放っている人と
私自身の世界が
どんどん交叉して
話が展開し
進展していくのは
猛烈に
楽しいです。
反対に
やたら
傷つく人とは
ごめんです。
やたら傷つくひとは
自分の世界を
いつも
疑い
ディスカウントするから
そうなるのです。
そういう人と
つきあうのは
厄介ですね~。
もっと
自分に自信を持てよ!
と思います。
最後に
人間は
本来すべて
未来に向かって生きています。
でも
過去にばかり向いている人
過去にしがみつき
過去ばかりを
つついている人が
なんと
たくさんいるのでしょう!
もう
そういう事を
やめませんか!!
瞬間瞬間の
<今>を生き
ベクトルを未来に向ける!!
そして
・一度きりの
・人生を
・自分という人間を
・やり遂げていく。
それも
・自分を信じて
◎楽天的に
です。
深刻にならない!!!
これが
極意です。
<告知>
このたび本を書きました。
「拝啓宮沢賢治さま」不安の中のあなたへ
田下啓子(denshinbashira)著
(彩流社 1800円+税)
岡田愛さんという
うら若き女性の
パステル画家さんにお願いしました。
裏表紙の花は
賢治が大好きな
マグノリアの花です。
宮沢賢治も
最後は
「空はれわたる!」という
自立を果たしたと
思います。
出版社から連絡が来て
11日(水曜日)に書店に搬入予定なので
発売はおそら週末からだろうと
いう事です。
どうぞ
皆さま
賢治が
・ほんとうはどういう人間であったか
そして彼は
・なにを勘違いし
・なにと
・戦ったか
を
読みとっていただければと
思います。
では
どうぞよろしく
お願いいたします。
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