人間は変わることができる! |
通して帰ってきました。
大変有意義な旅行でした。
というのは
漫画家の奥友志津子さんと
次回の対談の打ち合わせをしてきたからです。
私は自分の人生を通して
・自分を変えることをやってきました。
そして今
人間は変わりうる、
自分を変えることができると
確信しています。
最初は
自分の内なる子供(インナーチャイルド)を
見つけ出しだし(思い出し)
その傷ついた子供の頃の記憶を
手当てし
癒することから始まりました。
それまでは
どうして自分はこんなことをしてしまうのだろう?
どうしてこんな風になってしまうのだろう
そしていつも自分のて感情に振り回され
傷つき落ち込み
さらに鬱状態と躁状態の中を
行ったり来たりして
もう
本当に自分が手におえませんでした。
私の周囲にも異変がおこり
母親の私の激しい感情の起伏と言動のなかで
私の子供たちもおかしくなっていきました。
そういう中で
なんとしても
自分を変えなければ
私だけでなく
子供たちもおかしくなってしまうと
私は真剣に考えました。
そこから
私を変えていく
私のカウンセリングの日々が
始まりました。
以来30年ちかく
私は自分を変えることを
やってきたと思います。
そして今
もう
最終のときとして
「自分を完成させよう」という
プログラムに取り組んでいます。
その最終着点は
対立がない穏やかな平地で
風が吹ぬけていくような自分です。
がらんとして抵抗がなく
あっけらかんと生きている
わたしです。
自分の内なる子供(インナーチャイルド)を
救い出すことを皮切りに
いつも自分を客観的にみつめては考察し
自分が直面するさまざまなことを
解決し
その解決するたびに
一皮づつ自分の衣を
脱いでいきました。
そういう中で
私が着目したのが
「脳」の世界です。
心理学やカウンセリング学は
こころの仮説のなかから
問題を解いていきますが
それと同時に
人間の脳のメカニズムのなかに
答えがあるのではないかと
思ったのです。
それは心理学の仮説の
ふわっとした理論ではなく
物理的な人間としての
脳の世界です。
おそらく人間は
科学的に解明できるのではないかと
思い、
まったくの素人の雑学的なアプローチですが
脳の本を読んでは考えてきました。
おそらく脳の機能のなかに
はっきりとした根拠をもって
人間の心の問題を解決できるものが
あるのではないかと
考えてきました。
そういう中で見つけたのが
この本です。
「脳科学は人格を変えられるか?」エレーヌ・フォックス著 文芸春秋
この本によると
人間の遺伝子の中に
物事を楽観的に反応する遺伝子と
悲観的に反応する遺伝子があるそうです。
そういう遺伝子の初期設定をもとに
その人の人生がはじまり
さらにその人が置かれた環境や
人間関係で
脳の神経世界のネットワークが創られていきます。
そして、私がこのブログで何度も書いた
前半の人生で作られた脳のネットワークにより
人間はその想念までが左右されてしまいます。
それは脳の可塑性による無意識が働き
そうなっていまうのです。
が
しかし
そこから、今度
意識的に
自分の人生を
取り戻すたびが始まるのです。
今回の新幹線のなかで
この本を読み終え
私のは深い感慨の中にいました。
とうとう科学は
みつけてくれたか・・・という感動と
私がひとりでコツコツとやってきた
自分を変えるというプロジェクトが
なにか立証されたような
感慨です。
人間は変わることができます。
その人間が思い込んだ世界を
書き換えていくことで
変わることができます。
自分が思い込んだことを
書き換えていくことは
そう簡単にはいきません。
そこには
そういう風に思い込んでしまった
脳の強固なブロックがあり
その思い込んだ自分の信念に
直面し、その抵抗と戦い
壊しては
乗り越えていく
勇気と努力が必要です。
つまり
自分の脳の思い込み(ソフト)とその神経ネットワークを
書き換えては
こんどは
自分が自分の人生を創造してゆくのです。
次回の対談では
その一番最初の賭場口として
奥友さんと一緒に
自分の内なる子供(インナーチャイルド)を
見つける・・ということから
やります。
ユーチューブのアップは
おそらく9月ごろになると思います。
人間は
自分を変えることができます。
そうして
さらに
自分の人生を
自分で創造していくのです。
どうぞ皆さんも
あきらめないで
一緒に
がんばりましょう!