ピュアなる自分を生きる!その5、容姿のコンプレックス・2 |
容姿のコンプレックスも
他のコンプレックスも
それらを乗り越えるには
<思想>が必要なのです。
自分の生き方に対して
はっきりと言葉で
私はこういう風に生きる。
という思想です。
それがないと
ただただ
世俗に翻弄され
さらに
我慢するとか
逆に
そういう感情におびえるとか
或は
瞬間的に
そのコンプレックスに陥いるとか
という
混乱のなかを
うろうろしてしまいます。
容姿のコンプレックスとは
なになのか
それが
自分にとって重要であるのか
ないのか
など
そのコンプレックスを
きちんと
位置づけて
それに対する
思想をもつことです。
思想をもっていると
たとえ
一時的には
落ち込んでも
また
そこから
自分を建て直すことが
できるのです。
私は
女性は
もともと美しいものだと
考えています。
私はそういう思想をもって
いきてきました。
それも含めて
書きたいと思います。
もともと私は
顔に何かを塗るのがいやで
だからお化粧をしませんでした。
でもオシャレや
お化粧をすることを
否定しているのではありません。
オシャレは楽しいし
娘などは
お化粧も楽しいと
言っています。
ただ私はほんとうに
自然児で
顔にいつも何かがついているのが
嫌だったため
一切ファンデーションなどをつけなかったし
いわゆる基礎化粧という化粧水とかクリーム類も
つけませんでした。
しかし
口紅くらいはつけていましたが
三十歳の頃
やはり化粧を一切しない
友達の顔をみながら
その唇の色の美しさに
見とれて
それからはなるべく
口紅もつけないようにしました。
その友達の唇は
唇の肉の褐色の色が
なんとも素敵な透明感があり
この美しい自然の色を
口紅をつけることで失うのだと思うと
残念で
だから口紅持ってはいますが
ほんとうに気が向いたときにしか
つけませんでした。
今も
そうです。
眉もほとんど手をいれませんが
よほどゲジゲジになったときだけ
チョキチョキと
はさみをいれます。
眉に関しては
私の祖母が
神戸の割烹料理屋の娘なのですが
眉を引くのは玄人はんで
いとはんは
そういうことはやったらアカンのでっせ
と
言っていたので
素人娘の私は
その言葉通りに
いじっていないのです…笑!
結婚してまだ
子供が小さい頃
主人の職場の先輩?が家に来た時
何かの拍子に
「奥さんもさ~ほら、顔にいろいろ塗って・・・化粧してさ~・・・」
というようなことを言われましたが、
当時の私は所帯やつれで
色気もなく
きっとぬかみそプンプンになっていたのかも
しれませんね。
でも
私はそういう
身を粉にして働く女が大好きでしたから
その指摘にはすこし悲しかったですが
一切従いませんでした。
私は
パールバックの「大地」の中にでてくる
指がふしだらけになっている苦力の女や
樋口一葉の
「大つごもり」のお峰や
「わかれみち」のお京など
女のけなげさこそ
素敵とおもっていましたし
「にごりえ」のお力の
いわうる玄人の女性の嘆きにも
共感がありましたから
「ふ~ん」というくらいで
受け流してしまいました。
男からすると
可愛げのない女ですが
その<可愛げ>というのも
気にいりませんでした…笑!
反対に
大学生の頃
アメリカの黒人差別に対抗して
黒人女性たちが唱えた
「ブラック イズ ビュウティフル」
という言葉に感動し
美しいとは
こういうことだと
励まされました。
女性は
もともと美しい!
そのことを確信したのは
裸婦のクロッキーを始めたときです。
私はモデルの裸婦たちに
みとれました。
女性はなんて美しいからだを
持っているのだろう!
懸命に手を動かしながら
あゝとため息をつきながら
その美しさに
感動したのです。
そして
ここで何度もかきましたが、
カウンセリングを受けている
女性も男性も
すべての人が
自分の内面に向き合い
こころを集中させているときは
ほんとうに
美しい顔になります。
そういうピュアな顔を
どの人も
持っている。
できたら
その瞬間をみせてあげたいです。
まっさらに
美しいひとが
ここにいる。
と感動します。
人間の内部から
あふれ出る美しさを
人間は
もっているのです。
それを
何としても
伝えたい
そして
ピュアな自分が
どれほど美しいかに
気づいてほしいです。
最後に
人間は
自分の心をピュアにし
そこを根拠に生きだすと
それは顔のなかに
にじみ出てきます。
うたがわず
にごらず
そして
まっすぐに
自分とも
他者とも
ピュアに向き合う自分の
美しさに
確信を
もつことです。
綺麗だな~!
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こんにちは。昨日はコメントを下さりありがとうございます。^^
容姿についてのコンプレックスについて考えたいと思っていたので今回のブログ記事も大変参考になりました。
「自分の中の思想」を私も探して行こうと思います。
ブログ内で伝心柱さんはお化粧をされない、という事を知って衝撃を受け、
(女性の素顔を美しいと捉えられてのが私にとっては衝撃でした。そういう感性を持っておられる方がいるのはうれしいと思いました。)
一時期私も化粧をしない生活をしてみました。大変楽で、顔に何も塗らないでいい解放感がサイコーでした。^^
男性には…ノーメイクの時はちらとも見られませんでした。(笑)
今は服や化粧は好きなのでフルメイクとノーメイクを
行ったり来たりして過ごしております。