放てばかえって手にあふれ! その8 繋がる友たち! |
それは昨日いろいろあって
久しぶりに
アートの方々と交信できたことです。
実は今漫画家の奥友志津子さんとの
対談を計画しています。
テーマは仮題「内なる子供の世界」で
いわゆる<インナーチャイルド>の世界について
お話しようと思っています。
なぜ<インナーチャイルド>という言葉を
外したかというと
この言葉が独り歩きし
なんだかおかしな
心療ビジネスになっていることを考慮して
仮題「内なる子供の世界」ということしました。
<インナーチャイルド>というのは
そういう、<人格>や<性格>が心理にあるのではなく
過去の子供時代の記憶や
脳のネットワークの可塑現象による
脳現象のバイアスによって
過去の記憶の傷や
そこから派生する
自己イメージの傷や汚れや不安や恐れが
その人間の
<今>を支配してしまうということです。
つまり
人間は常に
過去を使いまわしながら
いきていますから、
過去の心理的傷や自我の汚れを
お掃除し整理して
自分の中をピュアにしていかないと
生きることが不自由になってしまうのです。
このブログを読んでくださっている方は
いたずらに自分を否定したり、
引っ掻いたりするのことが
いかに不毛であることかは
もう十分にわかっておられると
思います。
自分の記憶の中にあるそういう影が
どうしても自分の中に住み込んしまうのだ
ということも
もう十分に理解しておられると思います。
そして
そういう不自由で厄介な自分現象は
人間ならだれでもが
そういうことに悩まされ続けており
そういうことや
そこから
どのように脱出するかまでを
お話できたらいいと
思っています。
それで
その時
アーティストたちが
無意識に描いている
作品の中に現れている「内なる子供」を
ご紹介しようと思っているのですが、
有る作家に
ご承諾のメールを書きましたら
そのお返事とともに
現在取り組まれてる作品制作のことを
綴られたブログを紹介していただきました。
そのブログがとても真摯にかかれていて
私は元気になりましたので
ご紹介しようと思います。
その作家とは
播磨みどりさんです。
現在
韓国に三か月滞在しながら
作品をつくられて
ブログは
その傍らで書かれているものです。
現代アートの作家が
こういう風に自分と向き合い
こういうふうに社会や世界と向き合い
そして
ご自分の作品と格闘されている。
そういう播磨さんの<在り方>を
読んで
私はずいぶん元気ずけられました。
流されずに
踏ん張って
眼にはみえないなにかを、
ことばにはできない何かを、
懸命に見ようとし、
さらに
作品へと綴ろうとしている。
よかったら
このブログ
読んでみてください。
○<播磨みどりさんのブログ>
英語がでてきますが、
下の方へスクロールしてください。
日本語がでてきます。
それともうひとつ
嬉しかったのは
<ギャラリー人(じん)>のオーナーである
一杉さんと
連絡し、久しぶりに話せたことです。
一杉さんには
私が持っている
<正木隆>さんの作品、これも対談でお見せしますが
この作品をどこか美術館に寄贈したいことを
お話ししたら
力になっていただけることに
なりました。
○<ギャラリー人(じん)>
なんだか
こういう世のなかで
時流に流されず
踏ん張り
真摯に自分を生きようとするお二人と
また
再会できて
とても嬉しいです。
さらに私は
この
小難しいブログを読んでくださる方々と
繋がっていると思うと
なんと恵まれ
幸せなことかと
思いました。
それぞれが、点のように
点在していますが
でも
そこの一本の線に繋がっているのだと思うと
とても力強いです。
また涼しくなったら
ギャラリー人に行き
今度は
現代アートのことから
みえてくることなども
書いてみたいと思っています。
さて
対談の撮影は9月7日の予定ですから
9月の中ごろには
またユーチューブで
皆様お会いできると思います。
どうなるかなあ~!
ちょっと
ドキドキしています。