私の苦悩、3、そこには必ずディスカウントがある。 |
落ち込んだり
エネルギーがなくなったり
傷ついたりしているときは
必ず
自分が自分をディスカウントしている。
反対に怒りが来たり
失望がきたりしているときも
やはり
自分が自分をディスカウントしています。
つまり
それらは
圧倒的な自分への信頼が
崩れているときです。
勿論
悲しみや
自己憐憫なども
同じです。
自分という人間の
屋台骨が
シャンとしていないから
そうなるのです。
人間は
自己ディスカウントの
塊です。
些細なことから
大きなことまで
自己ディスカウントが
人間の精神の中に巣食い
はびこるのです。
それはね、
自分が気づかないくらい
微かな神経のうごき
つまり
掠るようなほんのちょっとのディスカウントでも
感情が作動してしまうのですよ。
感情が作動した瞬間から
そういう抑鬱的なホルモンが
放出されて
あっという間に
エネルギーが消失していくのです。
それもね
感情の奥底の底の方で
ちょろっと
掠るくらいで
そうなってしまうのですから
ほんとうに
厄介です。
その一滴のシミみたいな
ディスカウントが
やがてじわじわと広がって
自分の自我を乗っ取ってしまうのです。
だから
本人は
よほど心得のあるひとでないと
自分が
自分をディスカウントしているなんて
思いもよらないのです。
つまり
自分が自分を検閲したり
否定したりしているなんて
思いもよらないのです。
自虐的な人も
攻撃的な人も
被害者意識の人も
みな
心の底に
ディスカウントの<針山>を
もっています。
何かの拍子に
そのディスカウントが作動し
あっという間に
その人の感情を乗っ取っていくのです。
私はすべてのネガティヴなことの根源は
この
自己ディスカウントだと
思っています。
逆に
・人生に成功するのも
・事業や仕事に成功するのも
いかに
自分へのディスカウントを
お掃除するかに
かかっています。
自分がいかに自分を
ディスカウントしているかに
きづくことが
人生を幸福にする
カギでも
あるのですよ。
だから
ひとりでも
そのことを
伝え
気づいてもらうために
私もがんばろうと
思っています。
咲いてる!
漫画家の奥友志津子さんとの対談
「内なる子供・インナーチャイルドの世界」が
ユーチューブでアップされました。
●「内なる子供・インナーチャイルドの世界」第1回
●「内なる子供・インナーチャイルドの世界」第2回