ビジネスマン・ビジネスウーマンのためのワークョップ!その5、言葉の使い方! |
言葉は大切ですね~。
言葉は私たちの脳のディスプレーでもあり
言葉を生み出したことが
私たちが<人間>へとなる道でも
ありました。
言葉を大切にしていますか?
言葉こそが
その人の人格を現わし、
能力を表し
さらに
●他者との関係性を<決定>させていきます。
だから
当然、ビジネスの場においても
言葉こそ
重要なカギになるのです。
自分の言葉が
・明確に相手につたわっているか?
・相手の言葉を明確に受け取れているか?
・言葉を通して自分の意志が相手に伝えているか?
・言葉を通して相手の意志をつかんでいるか?
・言葉を通して相手の信頼を得ているか?
・言葉が逆に相手を不安にさせていないか?
・言葉の中に明確なイメージを刷り込んで伝えているか?
・言葉を通して相手の中に明確なイメージが浮かんでいるか?
・最も優先される事項を言葉として適格に伝えられているか?
・言葉によって相手のリスクを引きだしていないか?
などなど
最終的に
・言葉がお互いのビジネスの中できちんと機能しているかどうかは、
相手(クライアント)ときちんと
向き合え、共同作業が成立しているかどうかです。
まず、
自分の言葉をチェックしてみましょう。
1、主語を明確にし
はっきり言うこと。
まずは、自分という人間をきちんと打ち立てることです。
相手から、自分という人間が明確にみえてこそ
相手は安心し、コミュニケーションを図れるのですからね。
それを
自分の姿を曖昧に
ぼかしたままの言葉で相手と向き合うことは
お互いが推測の関係に陥り
それだけで、お互いが無駄な神経とエネルギーを
使うことになります。
ひどい人になると
主語をカットして話を進める人もたくさんいます。
いや困ったことに
むしろ、そういう人の方が多いです。
自分ではわかっているので
それを、つい省略してしまうのです。
特に客観性に欠けるひとは
相手にとって
自分の言葉がつたわっているかどうかなどは
おかまいなく
自分の主観ばかりで話してしまいます。
主語と述語の関係と関連性を
いつも
明確にすること。
さらに
キチンと最後まで
◎主語、術後を言い切ることです。
2、述語も明確にきちんということ。
自分に自信がない人は、どうしてもこの述語が
ぼやけて、曖昧なまま話してしまいます。
人によって
述語がフェイドアウトしていき、
ハッキリと聞き取れません。
だから相手は
そこを主語の助詞から推測して補い
理解しようと
してしまいます。
これはいわゆる、間違いの元です。
明確に明瞭に
いつも
主語を忘れず、
また
述語も最後まできちんと話すこと。
3、助詞と助動詞を明確にする。
その人間の人格や心理状態を現わすのは
この、助詞と助動詞です。
その人間が、自信があるかないか、
また
確信をもっているか、
逆に
迷いの中にいるかどうかは
一瞬の助詞、と助動詞の使い方のなかに
あります。
特に主語につく助詞は大切です。
その人間の自信や意識水準をあらわしますから。
自信のない人間や
確信のない人間
さらに
責任感の欠ける人間は
私は~という
<は>をいつも曖昧にし
さらに
言いません。
私は・・・という意志を示すことを
どこかで
恐れているのです。
相手の言葉の中の助詞が
どうであるかで
相手の生きている立ち位置や
深層心理が
わかるのですね。
だからこそ
自分の意志を明確にし
的確な助詞を使いこなすことが
大切です。
そこに
責任回避や自信のなさや
受け身であることなどが
微妙に相手に伝わりますからね。
さらに助動詞は
その人間の状態、現象をあらわしますから
微妙にその人間の心理をあらわします。
これも
注意深く読みとり
また
自分もきちんと使うことが
必要です。
自分の中に無意識にある
自分の心理や
他人の中にある無意識な心理
受け身・自発・可能・尊敬・
使役・打ち消し・過去・完了・推量・
意志・希望・伝聞・様態・断定・比況・丁寧
などを助動詞が教えてくれます。
だからそれを瞬時に
読み取るのですね。
つまり
主語と述語の語尾に
何が付くかを
よーく見抜くのですね。
ちょっとその例を
やってみましょうか!
例えば商品を勧めるとき、
・私は○○をお勧めします。
この時の
私はの
<は>
は
自分の意志と責任をもってお客と向き合っているひとです。
・私も○○をお勧めします。
この私もの
<も>は
すこし自信がないひとです。
・私だったら○○をおすすめします。
の
私だったらの
<だったら>は
これも自信がない人ですが、自己顕示をしています。
・私もこれをつかっています。
私も、これを使っていますの
<も>と<使っています>という二つの組み合わせは
これは客観性がないおばかさんです。
こういう接客をする店員がよくいますが、
その人(店員)がどうであるかなんて
客にとっては必要のない情報なのに
自分中心に話していることに
すら気づかない!
蛇足、
最近よく
○○で
よかったですか・・・?という
店員がいますが、
これは
これでいいですか?
という
相手の意志を確かめるのではなく
自分を承認してほしいという心理の言葉です。
だから
そこには
自信も確信もなく
お客の顔色を伺い、クレームがつかないように
念を押すという、大変卑屈な言葉なのです。
客の顔色伺うというビジネスを
している限り
いずれはダメになります。
なぜなら
ビジネスとは
お客との
◎共同作業なのですからね。
お互いが
いい仕事をし、
その代償として
客は等価のお金を支払うのです。
多分日本のビジメス界では
こういう客の顔色を伺うことがいいというような
卑屈なことが
蔓延しているのではないでしょうかね~?!
まあいずれにしても
注意深く
自分の言葉
他者(クライアント)の言葉を
観察することです。
4、修飾語を言わない!
自分の言葉を相手により理解してもらうために
ついつい形容的なことを言ってしまう場合がありますが
その場合、
その形容が相手の感性にドストライクならいいのですが
逆に相手を混乱させてしまう場合もあります。
その時、気をつけなければならないのは
長文ではなく
短文でかつ
自分の中の
イメージが
◎明確でシンプルであるかどうかです。
そうでないと
やたら
周辺情報ばかりを
伝えてしまいます。
また
自分自身が明確でシンプルでないと
逆に
伝えられません・・・トホホ!
だから常に自分の頭の中を
明確でシンプルにしておく必要がありますよ。
明確でシンプルとは
常に言葉を使うとき
伝えたい事の一番キモのところに
焦点化して
しゃべっているか・・・・です。
一番
◎優先すべきことを
◎焦点化し
それを
相手が
うけとりやすいように
◎加工して
伝える・・・・ということです。
さらに
相手からの言葉の
最も重要なことを
きちんと
瞬時に把握し
明瞭に
適切な言葉を
返せているかの
●言葉の作業!
●文脈づくりの作業を
脳の中で
トレーニングできているか
です。
これができるようになるといいね!
そして
最も大事なことは
相手に必要のないこと、
必要のない情報は
言わない!!!
この必要な事は
言わないということができるのは
超優秀なビジネㇲマンです。
なぜなら、
必要な事だけが
相手の脳の中に入ることで
必要な情報だけが
相手(クライアント)に
◎記憶化されるからです。
極意は
明確に
◎ 短いセンテンスで
シンプルに
相手に伝える。
そういう脳にしていくことが大事です。
そのためには
自分の中の
不要な恐れ、不安、疑心を
いつも
ゼロに設定してから
ビジネスに向かうことだと
思います。