テレビの凋落!その2、文化は周辺から! |
文化は周辺から起き
そして
周辺から中央に向かっていきます。
周辺の泥臭い、プリミティヴなものが
周辺へと向かう道筋で
少しずつ洗練されていきます。
そして中央へと至った時には
洗練が完成されていますが
そこから今度は
凋落や崩壊へと
つまり<死>へと進むのです。
だからテレビも崩壊する前に
脇へ退くことだね。
脇へ退き
また
一からやり直していくとき
今度は以前とは違う風景がみえてくると
思います。
中央にいたら全く見えないことが
傍系に下がると
そこには
とんでもないものが
萌芽していることが
ままあります。
実は私はそれを今
見出しているだけど
なかなかことばでは
うまく言えない!
しいていえば
一気にデジタルに進んでいく
現代のベクトルとは
反対方向に
進む
アナログ的ベクトルの世界が
萌芽している
とでも言えばいいだろうか?
脳のデジタルな世界に対して
体のアナログ世界が対峙しているからこそ
人間はその全体性を維持しながら
生きのびてきた。
脳のデジタルな世界に比べ
体は融通が利かない厄介な世界だからこそ
人間は滅びないでいるんだね。
今凋落していく世界と
萌芽している世界との両方を
<構造的>にみる能力が必要なんだね。
自動的でメカニカルなスピードのデジタル世界に対抗し
時間や手間のかかる有機的な自然性のアナログ世界を
掘り始める人達が
少しずつ萌芽し始めている。
ほんの少しだけどね。
私はその人達に手を貸したいと
思っています。
テレビでいうとね
もう
ゴチもスマップもベッキーも
終わり時なんだね。
その終わり時に気づかないで
自分達の利権を
手ばなせないでいる。
つまり周囲に
目利きや
大人がいないということでは
ないでしょうかね~?
テレビは一回
脇にさがって
今までのことを全部清算して
人間社会全体を
しっかりと
見渡すといいね。
そうすると
そこに
今まではみえなかった
テレビの使命が
見えてくるかもしれません。
今、滅びかけているもの
今もう滅んでしまったもの
そして
その滅びの中でさえ
地底で耐え
エネルギーを復活させようとしているものは
なにか・・・???
それは
決して
中央にはありません。
それはすでにあるのですが
気づかれていないのです。
おそらく周辺の
まだ、誰も気づいていないところにこそ
路傍の石のように
ころがっているかもしれない。
また
雑草のように
振り返られなくて
枯れていても
根はしっかりと大地を掴んでいる。
それはなにか?
ひとり一人が
考え、
気づけると
いいですね。
きっと気づけると
思います。
