強くなることは、捨てることなんだよ、根性なんかじゃない! |
弱いね~。
以前清原と桑田の眼について書きましたが
清原はほんとうは気の優しい人間です。
世間に流布されているイメージのような
強い人間ではありません。
番長なんかにはなれない
気の弱さが
彼の眼の奥には
見えます。
清原はほんとうに自分の人生を生きていたのかな~?
おそらく、
いつも大衆のイメージのなかに自分を据え
ほんとうは
抜け殻だったんじゃないかな~?
清原も
強くならなきゃ~ね。
弱すぎるよ!
さて、今日書いておこうと思うことは
強くなるということは
根性を鍛えるとか
我慢するとか
そういうことでは
ないのです。
強くなる一番の方法は
◎捨てることなんですよ。
何を捨てるか・・・というと
捨てるのは
◎いわゆる執着です。
自分が執着していることを
どんどん捨ててしまうと
逆に自分が
強くなります。
執着こそ
自分を弱くさせている原因なのですから。
なせなら、
執着の中には
・依存と
・甘えが
あるからです。
・依存と甘えの裏には
・不安と怯えがあります。
不安と怯えが作動するから
執着し
甘えがおきるのです。
なぜ不安と甘えが起きて執着になるかというと、
脳のメカニズムは
なにかあると
それに連鎖して
その人間の不安や怯えを
瞬時にシュミレーションして
心と体をコントロール支配してしまいます。
しかしそれは
シュミレーションされた不安や怯えですから
◎そのシュミレーションの実態は
仮想(妄想)にすぎないのです。
その仮想(シュミレーション)が多いほど
その人間は
自我がそれにおびやかされて
弱くなります。
弱くなればなるほど
それをカヴァーしようとして
依存が起き
自立できず
反対に
・執着や甘えで
・自我を塗り固めていきます。
不安や怯えの正体は
過去に
自分が思い込んだことで
それは
ほんとうにそうか、どうかを
◎理性で検証されずに
記憶化されてしまったものです。
ほとんどが
感情的に反応してしまい
それがそのまま
団子のような
カオス状態になっしまったものです。
その
不安や怯えの感情を
その人間が解決出来ずに
ずーっと思い込んでいて
何かあると脳が勝手にそれに連鎖反応して
シュミレーション(妄想)が起き
それに体のホルモンが反応して
もう
何が何だかわからないけど
心身が
不安定になる・・・。
という自分に
なってしまうのですね。
それが自我を脅かし
不安を固定イメージ化して
弱さになってしまうのです。
だから
そういう自分を
ちゃんと
理性で
整理していくのです。
自分の弱さを知る方法の窓口は
自分は何に執着しているかに
気づくことです。
・人間関係に執着しているのか
・家族に執着しているのか
・夫または妻に執着しているのか
・子供に執着しているのか
・お金に執着しているのか
・地位や名誉に執着しているのか
・他人にどうみられるかに執着しているのか
・容姿に執着しているのか
・能力の有無について執着しているのか
・他人からバカにされないように執着しているのか
・自分が孤独にならないように執着しているのか
・孤立を恐れて人間関係に執着しているのか
その他いろいろ
ケースバイケースで
いろいろをあるでしょうが・・・。
例えば
・人間関係に執着しているのなら
まず、それがほんとうに重要(大切)で必要な人かどうかを
検証してみてごらんなさい!
そして
・重要でもなく(大切でもなく)
いらないのなら
その人間関係を捨てることです。
まあぶっちゃけ、
執着する・・・ということは
たいがいが<共依存>にあり、
そのほとんどが
<心理ゲーム>から抜け出られない人間関係で
捨ててもいい人間関係です。
むしろ捨てた方がいい人間関係だと
思いますよ!
共依存については
カテゴリー欄の
<共依存からの脱出>を読んでみてください。
家族に執着するのは
家族を大切にするのとは
違います。
自分の心を埋めるために、
家族にしがみつく、
夫や妻を自分のために支配するのが
執着です。
逆に家族を信頼し
その自由と自立を保障することができると
家族の絆が生まれ、はぐくまれます。
家族がうまくいかないのは
たいがいが
自立していない人間どうしの
縛りあいが原因です。
お金や名誉や地位に執着するのも
それは自分の内容や能力に自信がない人間の
反動ですから
あるとこまでゆくと
今度は
それらが
その人間をぐるぐる巻きにして
内面心理から
脅していきます。
まあ、優越感と劣等感の
エレベーターの中で上下しているようなものです。
そして脳の能力からいうと
お金に対する執着より
お金をどのように使うという
目的を持った方が
格段に
頭が働き、お金を生かすことができるのです。
他人からどう思われるとか
孤立しないようにとかいう類の執着を持っている人は
もともと脳は自分というカプセルの中にはいっており
他人の脳とは断絶していますから
人間はもともと孤独であり
孤立しているようなものです。
だから
そういう人はいつも
他人を
自分が自分の都合で
仮想(妄想)シュミレーションしているに
すぎないのです。
いつも自分の思い込みで
自家中毒状態になっているっていう状態です。
そもそも他人などはその人のベールに包まれており
自分の想定圏外に生きている人間ですから
わかりえないのが前提です。
まあだから
他人の眼を気にするのも
他人にどう思われるかも
無駄な執着で
さっさと捨てたほうが賢いです。
まあ、
書きだすともうたくさんありすぎて
書ききれませんが、
自分が執着しているものを
どんどん捨てていくことが
翻って
自分を内部から脅して
自分を弱くさせている要素が
どんどん取れていくということです。
いかに
シンプルに生きるか
そして
自分にとって
ふさわしい人間は誰か!
自分にとって
一番大切なことはなにか!
を
しっかりと理性で検証し見極め
いらないものを
どんどん捨ててしまうことです。
清原元選手はもしかしたら
昨日書いたように
いっかい世の中を捨ててしまったら
良かったかもしれませんね。
過去の栄光も人気も
全部捨てて
ただの<人間清原>に自分を
リセットできたら
もう少し
強く生きれたかもしれませんね。
最後に
人間はほとんどを
無意識で生きています。
だから
執着する意識が邪魔をして
自分をディスカウントしていた人が
執着を捨てることによって逆に
その人が無意識に潜在能力化していたことが
生き始めます。
つまり
自分の可能性を邪魔してた事や
邪魔していた人間が
自分の無意識の中から
取れていくのです。
そうなって始めて
自分が無意識に培っていた能力や
蓋をしていたエネルギーが放出してきます。
つまり
やっとその人の可能性が作動し始めるのですね。
自分の可能性に気づいた人間こそ
強い人間です。
自分が過去において
無意識に、無自覚に積み上げてきた
能力、技術は
消えません。
自分が生きた分だけのことは
自分にちゃんと積み重ねられているのです。
そういう自分を信頼し
そのうえに更に
自分を築いていくことですね。
可能性は
その人間の自立によってこそ
はぐくまれていきます。
強くなることは
執着を捨ててしまうこと。
なんだね!
清原も監獄の中にはいってやっと
自分を取り戻せるかもしれません。
そうなるといいね!
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それは、咲くということに目的化されているから
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