強くなることは、捨てることなんだよ、根性なんかじゃない!その2 |
根性を鍛えるという
感情レベルでいくら鍛えても
ダメなんですよ。
きちんと理性を以て
解決しなければ
ならないのです。
その人間が潜在的に思い込んでいる
不安や怯えや恐れを
取りのぞいて解決することです。
たとえ感情を乗り越えて
根性でもって
成功体験をして
強くなったと思っても
その成功体験をするためには
かなりしんどい思いをしますから
それはストレス体験として記憶され
逆に次への怯えとなってしまいます。
それはその人間全般を強くすることには
繋がらないのです。
理性でしっかりと考察し
決心して
自分が思い込んだ通俗的な価値観を
どんどん捨てていく。
その作業のなかでこそ
洞察力や判断力が
開発されていくのです。
通俗的な思いこみの中には
いっぱい
妄想化された
不安や怯えや恐れが
潜んでいます。
↑
※これを退治してないと
コイツらが無意識の中でぶり返して
その人間を漠然と不安にさせるのです。
なぜ通俗的な価値観を捨てていくのかというと
赤ん坊や幼児の強さを
思いだしてほしい。
彼らの強さは
人間社会の通俗的な
思い込みに
つまり社会の中に
潜在的に潜むマイナス妄想に
冒されていないからです。
~であらねばならない。
~してはいけない。
~の方がいい(~のほうが安全だ)。
という禁止令に
汚染されていないからです。
彼らは自分そのままを
生きている。
つまり
自分が分裂していないのです。
赤ん坊は泣くという手段で
幼児は一直線に行動して
自分をそのまま表現します。
それに比べ大人は
たくさんの通俗的な縛りである、
~であらねばならない。
~してはいけない。
~の方がいい(~のほうが安全だ)
という
通俗的思いこみ汚染されているから
自分をどんどん縛り
萎縮させて生きています。
その分
人間としての芯が
弱いんですね。
よわいというかボケている。
だからこそ
自分というものを
もう一度洗いなおし
自分の生きてきた人生を
もう一度
見渡して
ほんとうに
必要以外のものに
気づき
不安や怯えの妄想源を
捨てていくことで
思い込みの中で
抑え込まれている自分を解放し
自分本来のパワーを
取り戻すのです。
赤ん坊や幼児と異なり大人は
たくさんの経験や知識をもち
さらに
考察するという武器も
もっています。
ほんとうに強くなるためには
自分の人生を生かすには
何が必要で
何が必要でないかを
しっかりと考察力で体験や経験を
洗いなおして
分別し
いらないものは
捨てる。
社会が複雑になればなるほど
情報過多になり
そのことは
見えにくくなります。
しかし
だからこそ
しっかりと見極める必要が
あるのです。
その見極がめないと
たくさんの情報に踊らされ
ごみのような思い込みの中で
どんどん自分がスポイルされていきます。
それは日常生活でも
ビジネスにおいても同じです。
特に弱い人間
自信がない人間は
世俗的な情報に翻弄されてしまいます。
自分という核
自分という芯を
しっかりと打ち立て
そこに根拠をおいて生きる。
自分という中心が
定まっていき
それを足場に
ほんとうに自分にふさわしい人間関係を
作ってゆく。
自分がしっかりと定まってくると
自分にふさわしい人間と出遭います。
そりゃ~そうでしょう!
だってはじめて自分が明瞭になるんだもの。
顔つきも目つきも変わってきます。
それは他人からも
明瞭に見えるのですから
ふさわしくない人間は
近寄ってきません。
そこに魅力を感じる人間は
近寄ってきます。
おそらく清原氏は
自分にふさわしくない人間ばかりを
相手にしていたのではないでしょうかね~。
そういう他者の幻想の中で生きて
自分を喪失し
くすりに依存していったのだと
思いますけど・・・。
警察に捕まってやっと彼は
自分を世の中とを
切断できたと思います。
※ 清原氏にふさわしい人間とは
清原氏をヒーロー化しない人間です。
清原氏の気の小さいことを理解している人間です。
そして、ただのおっさんとして付き合える人だと
思います。そういう人に出遭えたら
きっと彼は安心するでしょう。
まずは一からやり直せるといいですね。
なんていったってまだ48歳ですからね。
これからです。
これから咲くのさ~!
○映画から自由奔放によみとってみよう!(伝心柱×能勢広.)
第7回 映像作家 能勢広.の世界
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