「遠野の妖怪アイコンフェスティバル」その2・新しい町づくり! |
現代日本のほんとうに深刻な危機は
人口の減少だと
私は考えています。
その観点からも
遠野の商業や製造業が力を盛り返してほしいと
思っています。
それは遠野だけでなく
全国の都市や町においても
同様のことがいえます。
つまり人口が減少すると
どうなるかというと。
労働力が激減するだけでなく
それとともに購買力や消費力も減少するし
何よりも
あらゆるインフラや施設、設備が
過剰になってしまう恐れがあります。
そんな中で
さらに新しい大型のモールや
華々しい駅ビルを作ったり
交通、鉄道業が拡大ばかりしているのを見ると
ほんとうに
アンタたちのオツムはどうなってるんだい???と
聞きたくなります。
なんだか
バブル時代の
大型箱もの行政の誤りを
いまだに繰り返しています。
人口が減少していく中で
当然大型の箱ものは
つまり大型のモールもスーパーも
駅ビルも
そして新幹線も
その使用比率がさがり
エネルギー効率や人件費の点から
当然赤字のオバケ化をしていきます。
そしてもしかしたら
残念ながら
その消滅をよぎなくされる都市や町も
たくさん出てくると思います。
つまり今のような
商業の形態なんか維持できず
郊外の大型モールやスーパーなどは
維持できなくなるという状況がうまれる
可能性が大きいのです。
そういう中で
私たちは
何を考えなくてはならないかというと
それは大型資本のモールや大型スーパーではなく
車を使わなくてもいける
住環境に近い
コンパクトにまとまった
・商店街の復活
・個人商店や
・家内工業的製造業の充実化
そして
消費者・生産者・小売業者・流通業者とが
お互いがつかいがってのよい
コンパクトで循環効率のよい
新しい形の
<町づくり>を
やり直さなればならないと
私は考えています。
具体的にどうすればいいかは
今の私には正直わかりませんが、
少なくともこれまでのような
資本力や強者が勝つのではなく
すべての事業が包括的に関係を作りながら
経済が循環していくような
共存と共栄とを視野にいれた
<町づくり>をもう準備し始めないと
ダメではないかと
思うのです。
その時
現代が情報社会であることも
視野にいれて
それぞれの市や町や都市が
自分達を
どのように表現するか
が
問われてくると思います。
つまりそれぞれの特性が
これまでのような文字文化ではなく
ハッキリとした
視覚化情報が必要な時代がくると
思います。
そういう意味で
遠野の人々は
遠野を
●どのように表現していくかが
問われており
それは
遠野にしかない
遠野独自の文化を基盤にした
<町づくり>が必要なように思います。
そのためには
遠野に住んでいる人達は
自分達の足元にある
いかにも遠野らしい
そして遠野にしかない
先人たちが紡いできた遠野文化こそに
自信とアイデンティティーをうちたててほしいと
願っています。
このことは
遠野だけではありません。
全国の津々浦々の町や市でも
同じです。
自分達の市や町を
●どのように表現するかですよ!!
それは単なる宣伝とは違います。
もっと根が張った自分達の文化の表現です。
この20数年の中で
大きな資本力のブルトーザーによって
なぎ倒された
小さな資本力の中にあった
文化や技術や
営々と受け継がれてきたものを
再び蘇らせ
さらに
新しい町づくりへと結実させていかないかぎり
大型資本に食い荒らされた後の荒野がのこるばかりです。
個人の商店や家内工業の製造者や
小回りが利くちいさな流通業が
どんどん生き返り
消費者たちがそれを支えうる
すべてが平等に循環していく
町づくりを
もうはじめないと・・・と
私は思います。
最後に遠野、花巻そして盛岡は
賢治が夢に描いたユートピアの<イーハトーヴ>圏です。
それぞれの個性的な町が
東北の一つの共栄圏として
交流し
共栄の力を合わせていくことはできないでしょうかね~・・・。
なにか
そんな夢をみています。
まあ、私の夢ですがね~・・・・・。
● 告知
●自立するのためのワークショップを開催します。
元気よく、はつらつとした自分を取り戻すために
・心の中にしこっているマイナス感情を吐き出しましょう。
・自分にブレーキばかりを掛けてくる後ろ向きの自分を追いだしませんか!
・本来ある自分の生命力をとりもどしましょう。
・人間のほとんどの悩みは人間関係です。何が自分の人間関係を疎外しているかに
・気づきましょう。
・勇気を出して、心をひらきませんか。そして他者と触れ合いませんか。
今回は岩手県遠野市でやります。
○ ○
・2016年 9月17日(土)~19日の二泊三日
・場所「たかむろ水光園」岩手県遠野市
・定員 6名 先着順
●4名以上参加で成立しますが、それ以下の場合は中止です。
・費用 宿泊費 23000円+参加費 +50000円=73000円
・参加資格:35歳以上
・最終的な締め切りは 8月20日です。
●参加を希望される方はコメント欄に非公開で
・住所・氏名・電話 メールアドレスを明記の上にお申し込みください。
・ 参加希望者には折り返しさらに詳しいことをメールいたします。
●田下啓子公式サイト
「遠野プロジェクト」の企画書は
Moreに添付しています。
よかったらどうぞ!
↓
遠野が元気になるために!
「遠野はなんて素敵なところなの!」フォーラム・企画書案
コンセプト 遠野にある潜在的魅力を生かして遠野全体が再度観光の地として輝く。
企画目的
●「遠野はなんて素敵なところなの!」のコンセプトのもとに2年にわたってフォーラムを企画開催する。
●外から眺めた遠野の潜在的魅力とはなにかをプロデュースし,2年にわたって遠野が潜在的に持っている、他にはない魅力と資源を追及し企画する。
企画イベントプログラム
1、2016年10月 「遠野物語、妖怪アイコンフェスティバル!」
2、2017年9月 「遠野物語、妖怪アイコンフェスティバル!」Ⅱ
●2016年10月「遠野物語、妖怪アイコンフェスティバル!」についての企画書
●2016年7月より日本中で妖怪ブームがしかけられ、今その風が吹きつつあります。
また、昨今外国人たちの日本観光意識は、これまでの、東京、京都、奈良、という中央的な観光地から地方都市に移りつつあります。
中でもリピーターとして日本の観光にくる外国人の多くは
●単に日本の観光をするというより、
・日本文化に興味をもち
・日本とはどのような風土と歴史をもっているか。
・日本人はどのような暮らしをしているか。
・日本人はどのように生産物を創りだしているか
・どのような方法・技術で産物を作っているのかに
興味を持ち始めているのです。
中でも
・日本の文化として、アニメや漫画や映画の中にある
・日本の風土と歴史の中から生まれる物語やファンタジーに大いなる興味をしめしています。
そういう中で遠野には
●遠野の風土からうまれた「遠野物語」のキャラクターたちとしての妖怪が宝庫のようにあります。
●そのキャラクターを再び観光資源として蘇らせて生かすにはどうしたらいいか?
企画1としてのイベント
「遠野物語、妖怪アイコンフェスティバル」
●「遠野物語」の妖怪アイコンの展示とデモンストレーション
「遠野物語」の妖怪を蘇らせ、遠野を妖怪だらけの町と里にするために
・「遠野物語」のアイコンのモデル展示と共に
・遠野市民からもアイコンを募集して展示をすることを企画しています。
・「遠野物語」に出てくる妖怪たちをもう一度蘇らせ、
・遠野在住の市民の手で描かれたアイコンを用い
・それを遠野市のありとあらゆることのアイコンにするという企画です。
●この妖怪アイコンをどのように使いこなすか?
案1、遠野の産物に妖怪アイコンをつけて売りだす。
・遠野の特産物のアイコン・
菓子、味噌、酒、漬物、ジュース、米、その他にそれぞれ妖怪のアイコンをつけて売る。
・遠野の海産物のアイコン
魚類、海藻類、干物などに、それぞれ妖怪のアイコンをつけて売る。
・遠野の農産物のアイコン
野菜や穀物や果物に、それぞれの妖怪アイコンをつけて売る。
・遠野のお土産品のアイコン
お土産類にそれぞれの妖怪アイコンをつけて売る。
案2・遠野各商店が店のシンボルマークとして、それぞれの妖怪アイコンを持つ
・店の看板や商品にその店独自の家守アイコンをつける。
案3・遠野の道路標識やガイド標識をはじめ様々な標識にアイコンをつける。
案4・遠野の各地域がそれぞれの地域シンボルとしてゆかりの妖怪アイコンを共同に持ち
いろいろなところで活用する。
例 綾織地区なら 天女の妖怪アイコンを地域の共同アイコンにして使う・・・etc.
予想される展開と展望は
遠野市に観光客が着いた瞬間から
そこには妖怪のアイコンにあふれた町が展開している。
観光客は遠野の妖怪幻想の中に曳きこまれる。
里にいくと曲がり屋や妖怪のパワースポットがある。
例
・妖怪のアイコンの駅
・妖怪のアイコンの信号機
観光客が遠野に一歩入った瞬間から
街の商店には妖怪アイコンの看板が溢れている。
それに圧倒され、興奮し、そこから彼らの妖怪探訪が始まる。
・妖怪のアイコンのお饅頭やお菓子が売られている。
・妖怪アイコンのお米や味噌や醤油が売られている。
・妖怪アイコンのお酒や漬物が売られている。
・妖怪アイコンの農産物、や果汁や加工品
・妖怪アイコンの海産物や加工品
・妖怪アイコンのガイド板
・妖怪のコスプレを売る店
・妖怪アイコンの文房具
・妖怪アイコンの居酒屋
・妖怪好みの料理を食べさせる食堂やレストランの看板と妖怪メニュー
・妖怪のヘヤースタイルをしてくれる理髪店と美容院
・妖怪アイコングッズの雑貨屋
・妖怪好きの移住者に家を斡旋する不動産屋
・妖怪アイコンの墓石屋
などなど
町全体を妖怪コンセプトの中に包み込む。
里には里の妖怪物語のコンセプトで包み込む。
郊外には妖怪の出没に関する景観やレストランや地元食がある。
・妖怪が棲む曲がり屋
・妖怪の出没するパワースポット
・妖怪が食べた地元の料理屋、餅や、饅頭
では妖怪アイコンは誰が画くか?
どこから絵を調達するか?
提案1◎遠野在住の市民が自分で描く、自分の家族が画く
(子どもや若者やお父さんやお母さんや、おじいちゃんやおばあちゃんも描いてみる)
提案2、妖怪の絵を遠野の小学生、中学生、高校生、大学生、専門学校生などや
また漫画やイラスト好きの市民にアイコンを募集して描いてもらう。
◎外部のデザイナーやクリエイターに発注しないで
自分達が、家族が描き、創ることにより、それは紛れもなく遠野でうまれた妖怪でもあり
また様々な妖怪のバリエーションが生まれて面白い!!
重要なのは、
●上手な絵も、へたな絵も、大人の絵も、幼児の絵も、旨い絵も、幼稚な絵も
いろいろなバリエーションがあることが面白い魅力になります。
それと
●数がたくさんあることです。なにしろ遠野中に必要なのですから・・・。
◎むしろプロの絵にはない臨場感のある絵の方が好ましいのです。
●みんなで妖怪アイコンの町づくりに参加しもらう
これによって
アイコン制作の
◎コストは格段に低くなり、また
・著作権に関する煩わしさがない。
●「遠野物語、妖怪アイコンフェスティバル!」に参加及び展示されたアイコンのすべては遠野市民にギフトされる。
●それぞれの用途に基づいて商店や事業者はそこから選びアイコンとして活用できる。
●集まったアイコンをバンクして活用できる。
案1と案2を踏まえたうえで
第一回の「遠野はなんて素敵なところなの!」フォーラムは
イベント・「妖怪アイコンフェスティバル」を催すことにより
・モデルとしての妖怪アイコンを展示しさらに
・具体的に製品や商品に添付して展示して
「妖怪アイコンの町遠野」を提案いたします。
遠野がこの妖怪アイコンのアイディアで再び観光地としての
独創性と活気に満ちてくれれば幸いです。