振りかえらず!・・・です。 |
人間は自分の脳の中の記憶のデーターを基に
世の中のことや他人のことを
解釈し、そしてシュミレーションして
判断して
生きています。
だからすべてのことにおいて
人間の数だけの
解釈とシュミレーションと
判断があると
いうことです。
例えば
夜中に物音がしたとします。
それを
「あゝ建物の木が収縮して振動した音だなあ~!」と
思う人と
「なにかお化けがきた」と
思う人と
があるということです。
現象はひとつですが
解釈はそれぞれで
異なっていきます。
例えば宮沢賢治が宗教のことで悩み
東京へいこうかどうかを迷っていたとき
仏壇から御札がおちてきます。
すると賢治は
これこそ仏さまの導きだとおもい
すぐさま列車に乗って東京へいきます。
これも賢治のおおいなる勘違いで
ただ、何かが振動して
御札が
落ちてきただけです。
そして<地球>というのはいつも
何かの振動していますので
よく振子なんかを使って
予言だか占いだかをする人もありますが
振り子はほっといても
振れるんです・・・・苦笑!
世の中のものごとや
人間関係でおきる現象を
どのように解釈するかは
すべて
その人の脳のなかが
◎どのような記憶で占められているかに
関わります。
それがその人間の主観の色を決めていきます。
特に自分の中に強烈なマイナス感情の記憶が
多く刻まれている場合は
ものごとや人間関係を
・瞬間的
・自動的に
マイナスに見てしまいます。
反対に
マイナス感情の記憶がそれほどない人は
楽天的な主観でものごとや人間関係をみてしまいます。
まあそれほど極端でなく
どんな人間も
マイナス感情の記憶と
楽天てきな感情の記憶が織り交ざっているものですが
ただ傾向として
どちらかに偏りがちということは
大いにあります。
そしてできたら楽天的なほうがいいと思いますよ!
マイナス感情が強い人は
やはり疑心暗鬼に駆られたり
傷つきやすかったり
という
自分の感情ばかりに陥ってしまいます。
それは精神にも体にも
あまりいいことではありません。
特に自分のマイナス感情にシフトしてしまうと
どんどんものごとがみえなくなり
脳の前頭葉のはたらきがストップしてしまいます。
つまり
物事も人間関係をも
客観的にかつ
生産的にみれるのは
どちらかというと
楽天的な脳のほうです。
すべては
自分の主観の中に
多くのカギがあること。
そして自分の主観がどちらにシフトしているかを
見極められるには
◎高い知性と知力が必要です。
自分の意識を
洗いざらい洗うのですから
それは
◎前頭葉の知力がないと
なかなかできません。
感情をつかさどる辺縁系の脳は
古いどちらかというと動物の本能のなごりの脳です。
その辺系の脳のしばりから
解放されればされるほど
前頭葉が活躍して
頭が良くなるのすね・・・笑!
自分の主観を変えいくのは
・たくさんの経験と体験です。
そして
・意識的に自分を変える努力です。
御札が落ちた・・・これは仏のしるし・・・だあ~と
思いこんでしまった賢治も
最後には
自分が思いこんだことは
・空想であり
・蜃気楼であったと
言っています。
聡明な賢治、
科学者でもある賢治は
最後はやはり気がついたのですね。
さすがです。
もし、自分達が思いこんでいる宗教や神が
人間の創造物であるということが
理解できたら
今起きている紛争や戦争も
収まるかもしれません。
また
人間が何千年も
おおいなる誤解の中を
生きてきたのだという
総括を
全世界でできたなら
もしかしたら
人間は
◎賢い未来を築けるかもしれません。
そして
もし今
賢治がいきていたら
法華経も
誰かが創った虚構世界であり
そういう脚本の
おおいなるファンタジー世界だと
笑いだすかもしれませんね。
だってあまりにも
ホラが大きいもの!!!
最後にテオ・アンゲロプロス監督の映画
「こうのとり、たちずさんで」には
ビートルズの「Let It Be」が
演奏されています。
つまり
賢い人が囁くのは、
あるがままです。
つまり
物事を
深読みしたり
感情で
曲解せず
さらに
自分をいじくらず
悲観的にならず
そのまま
受け止めることができれば
いい!
その通りですね!!
私流にいうと
振り返らずです。
ふりかえったりしないわよね~!
咲いたらそのままよ!
● 告知
●自立するのためのワークショップを開催します。
元気よく、はつらつとした自分を取り戻すために
・心の中にしこっているマイナス感情を吐き出しましょう。
・自分にブレーキばかりを掛けてくる後ろ向きの自分を追いだしませんか!
・本来ある自分の生命力をとりもどしましょう。
・人間のほとんどの悩みは人間関係です。何が自分の人間関係を疎外しているかに
・気づきましょう。
・勇気を出して、心をひらきませんか。そして他者と触れ合いませんか。
今回は岩手県遠野市でやります。
○ ○
・2016年 9月17日(土)~19日の二泊三日
・場所「たかむろ水光園」岩手県遠野市
・定員 6名 先着順
●4名以上参加で成立しますが、それ以下の場合は中止です。
・費用 宿泊費 23000円+参加費 +50000円=73000円
・参加資格:35歳以上
・最終的な締め切りは 8月20日です。
●参加を希望される方はコメント欄に非公開で
・住所・氏名・電話 メールアドレスを明記の上にお申し込みください。
・ 参加希望者には折り返しさらに詳しいことをメールいたします。
●田下啓子公式サイト