「死はこわくない」立花隆著!その3、 |
人間の死の瞬間には
その苦痛を和らげるホルモンが分泌し
夢の続きのように死んでゆくということに
私は安心しました。
でもね、生きることそのものも
或る種の夢の中をいきるようなものだと
思います。
その夢は死の瞬間のような甘美のものではないけれど
しかし振り返ってみれば
いきることそのものが
苦さと甘さとが
交互に紡がれる
夢のまた夢のようなものです。
昨日は若者ふたりと江戸東京博物館で
「大妖怪展」をみてきました。
もう素晴らしい妖怪たちのオンパレードで
古くは室町から江戸時代まで
庶民はこれらの妖怪たちと
なんと力強く生きてきたかと
思います。
ただね~、
幽霊の掛け軸のほとんどが
女のゆうれいでね、
なんちゅうこっちゃあ~!!!
多分これらの女たちは皆
男に騙されたか
棄てられたか!
そのうしろめたさを
おとこの絵師どもは
知っているということでもあ~る!苦笑!
全体的に妖怪は男の内向した攻撃性が
裏返って出てきており
女は
妖怪というより
幽霊で
恨みますぞ~・・・という感じですかね。
ここには葛飾北斎の妖怪もありました。
北斎に関しては
黒船が来るようになり
西洋への扉が少しずつ開いてゆくなかで
絵師としての何らかの覚醒をしつつあるなか
時の天保の改革に対しての
反骨があったのではないかと思います。
※事実北斎のデッサンはまるで西洋画のデッサンのように
立体的です
そういう時代が鎖国から開きつつあるなかで
体制批判を書いた
親友の戯作者、
柳亭種彦が権力に見せしめとして
なぶりごろされてしまったことなども
彼の妖怪の絵に込められた怒りが
あったのではないかと思いました。
人間の世の中の
濁りの水を吸い込んで
たくさんの
妖怪が
負の
恨みや
怒りを
絵ではらしながら
力強く
皆
いきのびてきたんですね!!
すごいね!
ケイトウの花です
・「遠野の妖怪アイコンフェスティバル」
● 告知
●自立するのためのワークショップを開催します。
元気よく、はつらつとした自分を取り戻すために
・心の中にしこっているマイナス感情を吐き出しましょう。
・自分にブレーキばかりを掛けてくる後ろ向きの自分を追いだしませんか!
・本来ある自分の生命力をとりもどしましょう。
・人間のほとんどの悩みは人間関係です。何が自分の人間関係を疎外しているかに
・気づきましょう。
・勇気を出して、心をひらきませんか。そして他者と触れ合いませんか。
今回は岩手県遠野市でやります。
○ ○
・2016年 9月17日(土)~19日の二泊三日
・場所「たかむろ水光園」岩手県遠野市
・定員 6名 先着順
●4名以上参加で成立しますが、それ以下の場合は中止です。
・費用 宿泊費 23000円+参加費 +50000円=73000円
・参加資格:35歳以上
・最終的な締め切りは 8月20日です。
●参加を希望される方はコメント欄に非公開で
・住所・氏名・電話 メールアドレスを明記の上にお申し込みください。
・ 参加希望者には折り返しさらに詳しいことをメールいたします。
●田下啓子公式サイト