森の対話 C.W.ニコル×田下憲雄 その2 |
日本は言論の自由がある
素晴らしい国であると言っておられます。
ほんとにそのことが
どんなに大切なことであるかと
私も思います。
また宗教の自由があり
宗教からの自由もあると
言っておられます。
そこにこそ
日本の
◎先進性があります。
この先進性こそを
日本も日本人はきちんと認識し
世界へと発信していくべきだと
私は考えます。
同時
憲法九条と
戦争放棄も
です。
これこそ
日本がブランディングしなければならないことです。
そして現代において
さらにデジタル世界が進むと
どんどん脳と神経の緊張がすすみ
脳のデジタル的速度に
体がおいつかなくなり
人間が疲れ果てていきます。
そのときこそ
森や林のさまざまな要素が
人間の副交感神経を刺激して
疲れが癒されることも
科学として証明されいます。
森の中の樹木が発している香りの
「フィトンチッド」には
リラックス効果があり
また森の中の木漏れ日や
川のせせらぎや
鳥の鳴き声やなどが
脳の緊張を解いてゆきます。
さらに滝や川の付近で
ランダムに行き交う水の粒子には
マイナスイオンがあります。
そしてもっとも重要なことは
森の中に
自然がかもしだす
<さまざまな揺らぎ>があり、
目には見えないその揺らぎに
人間の脳と体が
シンクロしながら
疲れが回復していきます。
もともと人間は
母親の胎内で
羊水の中にぷかぷか浮かび
その揺らぎの中で
心地よく
眠っていたでしょ!!
つまり
デジタルな時代が進めば進むほど
その対極には
ニコルさんの提唱するアナログ的世界が
必要になります。
さらに
外国にいかれた方はわかると思いますが
日本ほど緑の多い国
緑に
囲まれた国は
あまり
有りません。
その緑豊かな森林は
ほとんどが放置され
その素晴らしさを
産業としても
耕していないと
氏は言っておられます。
森の中には
様々な
人間が自分を回復させる要素が
満載なのです。
だからこそ
マーケティングリサーチという
デジタル世界の最先端にいる
田下憲雄は
そのことの重要性を感じずには
いられないのです。
そして
私流に言わせてもらえば
脳と体の分離がすすめば進むほど
人間の精神が冒されていく
ということです。
それがデジタルな情報社会で
さらに
バーチャル体験が先行すると
どうなるか・・・・。
最近の無差別に人を襲う犯罪も
おそらくバーチャル体験がもたらす
被害妄想が
どんどん進行していると思います。
つまり
社会の中にたまりにたまった
フラストレーション現象が
バーチャルな妄想を加速させて
被害妄想を
産みだしていると
私は考えます。
もともと水棲していて
さらに
陸地にあがった
い・き・も・のである人間が
水や
森林を離れてしまうことにこそ
大きなリスクと
ストレスがあるに
決まっているのです。
森や林を散策しながら
私たちは
最古の昔からずっと
私たちの体内にある
◎いきものとしてのアナログな息吹きや揺らぎを
感じながらこそ
命は再生していきます。
文明の進化を私は否定しません。
むしろ
未来のビジョンは
デジタルでバーチャルな世界と
そして
ゆったりとした
自然の世界とを
どのように両立さていくかこそだと
考えています。
そこにこそ
未来の青写真が
あるのでがないでしょうか。
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