森の対話 C.W.ニコル×田下憲雄 その3日本のブランド化! |
ニコルさんの眼からみたら
日本はうちむきでありながらも
自由を保障され
豊かな自然と海に囲まれ
温厚で勤勉な国民がいる。
そういう日本を氏が
愛してしまったということですね。
それはきっと他の異邦人の眼にも
日本独特の世界として
映ると思います。
この自然の豊かさと
国民の勤勉さと
そして
言論の自由
宗教の自由がある国をこそ
世界へ向けてブランド化したらいいのだと
私は考えています。
おそらくこれからは人口減少が甚だしくなる中
もしかしたら移民をうけいれなければならなくなるかも
しれません。
その時
いわゆる下働きの労働力の移民というより
むしろ
日本の自然に憧れ
日本の文化に共感し
日本の平和を愛し
さらに日本の文化に貢献でき
高い生産力をもつ
知的水準の高い移民の人々が
集まってくるように
日本をブランド化したらどうでしょうか。
ニコルさんのような
聡明な外国人が
日本を愛して
ここに住み
ここで暮らし
日本人とともに
新しいなにかを創りだしていく
というような国に
日本がなることだと
思います。
もしかしたら、
未来の世界は
国家、民族、人種を越えて
様々な人間が
縦横に往来し
国を超えて
自分の好きな国に住む
という時代がくるかもしれません。
その時こそ
日本という国が
どんなに素敵で
たくさんの外国人が
日本に棲みたいと
あこがれる。
そんな国にしたいです。
その時私はもういませんが
そんな国に
なってほしいと
思います。
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