若者たちへⅡ その5、高次の自分へ書き換える! |
決して
・固定的なものではなく
様々な可能性を秘め
・外的世界に
・逐次反応しながらいきている
・自分という現象である。
今風にいうと
脳の機能=ハードが
外的世界に反応しながら
常に
どう生きるかというソフトを
創りだしているのですね。
そのソフトは
自分の
・遺伝情報(先天的な情報)プラス
その後の
・生育歴のなかで書きくわえられたものが
逐次
外的世界と
・反応しながら
・書き換えられ
・更新し
・現象化されている。
現代の脳科学では
脳の機能は
先天的遺伝による基本反応が
50パーセントくらいあり
それにプラス
後天的に学習獲得されていくということですが
脳科学も日進月歩の勢いで
研究更新されていますから
まあ
大雑多に
・遺伝的なものと
・後天的なものが
・半分半分くらいで
・せめぎ合いながら
・現象化しているとかんがえていたら
どうでしょうかね~。
自分とは
そういう風に
50パーセントは遺伝的な性格ではあるかもしれないが
しかしそれは
・決定的ではないし
・そこで終わるものではない。
人間は常に学習する生きものでもありますからね。
脳の神経ネットワークが常に
外的刺激を受けながら
新しい世界へと
・古い自分
・昨日の自分を
・今の瞬間に
・止揚し
・更新しながら
さらに
・次の瞬間を生きていこうとうするのが
人間だということです。
そういう自分が常に
外的世界へと
立ち向かいながら
生きているのです。
その時
自分の中にある
・遺伝データーや
・後天的に獲得したデーターと
外的世界とが
・矛盾したとき
・自分が傷ついたり
・消耗したりします。
そういうとき
たいがいの人は
感情的に落ち込んで
自分をいじくってしまいますが
そういうときこそ
これまでの
・遺伝データーや
・後天的に獲得したデーターを
つまり今までのデーターを
見返して
書きかえなければならない
ことがあるのだと
思います。
その時自分が
・無意識のなかで
・思いこんでいること
・思いこまされていることが
・ほんとうに
・そうかどうかを
・検証する
チャンスです。
まあ、感情はジタバタあがくでしょうが、
それをしりぞけて
じーっと
思惟の海の中に沈んで
考えてごらんなさい。
自分の本当の気持ちが
どこにあるかを
探してみるのです。
思惟の海の中に沈んで考えだすと
そこに理性の客観性が
はたらきだします。
それは、すぐには答えが出てこないかもしれませんが
脳の無意識が
そういう風にリセットさえされてしまえば
有るとき
おもわないところで
ハッと気がついたりします。
自分では忘れていても
脳の無意識の中では
時間の推移のなかで
ちゃんと答えを探していてくれるのですね。
つまり人間の無意識には
素直に
前を向いて生きたい自分がいるはずですよ。
ただね、
そういう時厄介な障害となるのが
◎自分の中のネガティヴな感情です。
・被害者意識や
・自己憐憫や
・自己顕示の感情などの
・自己執着の感情です。
それらに
・惑わされずに
それらを
・振り切って
・乗り越えて
・捨てて
それらのもっと奥にある
・自分の初々しい感情、
自分の心の底の方に流れている
・澄みきった素直で清々しい感情のほうへと
眼差しを向けてごらんなさいよ。
人間は現象ですから
自分の現象がネガティヴな感情へと
そのベクトルをむけると
どんどんそれが連鎖し現象化していきます。
つまり
ネガティヴ感情の
連鎖の深みにはまるのです。
またネガティヴな感情は
その人の
・生育歴の中で
たくさん書きこまれています。
残念ながら
人間の本能の中には
相手を警戒したり
否定したくなる情動があるのです。
そしてそれらの方が
理性よりも強烈なパワーをもっています。
そして残念ですが
時に
親及びそれに類する人間との関係のなかでは
その否定的なものが
無条件に子供へと刷り込まれてしまうことが
多いのです。
親の甘えと依存が
子供には出てしまうのですね・・。
ざんねながら
それも
人間の弱さです。
だから
・意識的に
・自分の理性へと
・リセットしないかがぎり
その否定的情動が
むくむくと
顔をもたげてきて
その人を支配してしまいます。
そして
それを掘り起こすほうが
簡単ですし
快感でもあるのです。
勿論脳の機能として
遺伝的に
ネガティヴな感情傾向が強い人も
います。
だからこそ
ネガティブな感情を乗り越えたり
捨てることが
とても難しいのですが、
そういう人は
なおさら
・理性へと
・リセットしてください。
そういうトレーニングが必要かもしれませんね。
コツコツと
・自己暗示や
・自己マインドコントールをかけて
ネガティヴな自分から
脱出していく努力が
必要なのですね。
つくづくと
人間とは
自分とは
そういう風に
厄介なものだな~と
思います。
でもね
自分に中には
初々しく
清々しい感情もあります。
脳の部位には
そういう高次に反応するところが
あるのです。
山の奥の川床から湧き出てくる
澄んだ水のような感情も
あるのですよ。
高次に反応し感動する自分も
たしかに
いるのです。
人間は
現象ですから
その時々に
・ネガティヴな自分現象や
逆に
高次な
・理性的現象としての自分が
まるで
電灯のように
ついたり
消えたりするのですね。
では次回は
どんなものを
どんな風に
思い込み
思いこまされているかを
書きます。

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