コンプレックスのからくりその3 |
ゴミ屋敷のことがあり、
いずれも高齢者だということでした。
一つは80代の姉妹のおばあちゃんたちで
もう一つは70代の男性でした。
捨てられないという心の執着の奥には
不安がありますから、
この方たちもきっといろいろなことがあり
人生のご苦労をされてきたのだと
思います。
人間のこころって
大変ですね。
人間は自分の不安と向き合い
執着を捨てていかないと
それがどんどん加速されていきます、
残念ですが。
私自身も
自分の心と向き合い
ひとつひとつ
執着を捨ててきたことが
かろうじて
ゴミ屋敷にならなくて
すんでいるのかもしれませんね。
さて、では
どうしたら
頭の浮かぶコンプレックスを
追いだすことができるか。
まずは
自分を客観的に眺めて
自分の中に
どのようなコンプレックスがあるかを
知らないといけませんね。
そしてそのコンプレックスが
自分には必要ないという
認識が必要です。
そうしたら
そのコンプレックスを
◎捨てるという決心をします。
もう、こんなもの
いらない・・・とね。
そして
次には
そういうコンプレックスに
惑わされない
生き方を
考えて、イメージします。
そういうコンプレックスには
◎意味も価値もないと
コンプレックスに
振りまわされない自分の生き方を
しっかり
自分の中で思想化してください。
それができたら
そのコンプレックスを
ひとつひとつ
コツコツと
捨てていきます。
事あるごとに
捨てていきます。
それでも
頭の中には
コンプレックスが
浮かんできますから
それが浮かびそうになったら
すぐ
口と鼻の息をとめて
1,2,3,4,5と
数えてください。
例えば嫉妬などがおきそうになったら、すぐ
息をとめて
1.2.3.4.5.と
数えるのです。
つまり
それが頭の中に浮かばないように
阻止するのです。
コンプレックスが
浮かぶ前に
それが頭の中で
連鎖しないように
してしまうのです。
一回きりではだめですよ。
何度も何度も
何か月も
そうやって
コンプレックスが
浮かびそうになったら
追い払ってください。
そのうちに
そのコンプレックスが
少しずつ
薄くなっていきます。
そうしてもう
コンプレックスが
頭に浮かばなくなったら
こんどは
そういうコンプレックスを
受け入れるのです。
つまり
◎人間とは誰でもが
そういうコンプレックスを
もつものだな~・・・と
そういうコンプレックスをもっていた自分を
受け入れるのです。
そうなると
自分と一体化していたコンプレックスが
自分と離れ
自分のコンプレックスも
他人のコンプレックスをも
◎人間一般のこととして
受け入れられてゆくのです。
つまり
自分を含めて
人間を
客観的に眺められるように
なるのです。
もう一つは
ノートに書いて
自己暗示をしていきます。
朝、
◎目が覚めたらすぐ
ノートに
「今日一日、コンプレックスに
つかまりませんように!」
と書きます。
祈るように書きます。
決して
「今日一日、コンプレックスを
頭に浮かべない!」
と
書かないこと。
つまり
自分の意志や決意では
なく
誰かに
神様でもいいですし
おてんとうさまでもいいですし
自分以外の誰かに
お願いをするような感じで
書きます。
つまり
自分の
意識で自分を変えるのではなく
◎自分の無意識に
ゆだねて
いくのです。
これも毎朝
コツコツと
続けていきます。
私はもう
何十年も続けています。
このふたつの方法で
自分の
心の中を
お掃除していきます。
そして
できるだけ
必要ないと思う
コンプレックスも
執着も
捨てていきます。
なんでも一挙に解決するということは
ありません。
自分のコンプレックスも
長いあいだ
心に住んでいて
住めば住むほど
パワーアップしていきますから
それを捨てるには
時間と手間がかかります。
どうぞ
コツコツと続けて
取りのぞいて
ください。
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