加守田章二と有元利夫!その2 |
思ったのは
河合寛次郎です。
この人の作品を見たときは
一刀彫のような大胆さと
躍動感があり
あゝ炎にさらされながら焼成していく陶器とは
苦痛と苦悩とたたかってこその
この存在感かと
思い知った気がしました。
富本健吉の磁器は
繊細な神経の線と色で生み出される
官能があり
若い頃は
美術館のケースの中の器に
じーっと見とれていました。
音楽に例えるなら
河合寛次郎の世界は
僧達の経する声明(しょうみょう)の世界であり
富本憲吉は
モーツァルトかな~・・・!
※経は一筋の糸をも意味します。
経するとは私の造語で
一本太い糸のように歌われるという意味で
造りました。
声明も美しいです!
大勢の僧たちがユニゾンで歌い上げる経はまるで
白黒の山水画の世界のようでもあり
私の大好きなワイエフの孤高のようでもあります。
美しいものに見惚れていると
自分がどんどん無になります。
音楽もそうですね。
音楽の中にはいりうずくまっていると
もう
自分がすべて融けて無になります。
でも
有元さんの絵をみていると
有元さんはバロック音楽のカノンという
題名をつけた作品もありますが、
私はポルカやマズルカが思い浮かぶとともに
なんだか有本さんのユーモアの世界に
フッと笑いがこぼれてきます。
そこからどんどん連想がふくらみ
どういう訳かアニメでみた
「牧場の少女カトリ」を思いだします。
おもしろいね!
ここに書いたのはすべて
私の思い込みです。
そして
私の中では
こう言う風に
脳の連鎖がおきているのです。

●告知
「結婚と離婚のワークショップ」を開きます。
結婚と離婚の問題を解決するには
◎自分の価値に気づいてゆくことです。
詳しくは田下啓子公式サイトでご覧ください。
●田下啓子公式サイト
フェイスブックをはじめましたので
どうぞよろしくお願いいたします。
