華麗なるロシアの女たち! |
彼女から
「タオリさん、もう来てますよ、
ロシアが・・・・。」と
言われた。
「えっ、そう、なの・・・!」
と
私!
実は以前にトッツイーに
ロシアにはヨーロッパ文化にはない
ある憂いをふくんだ美的な感覚がある。
それはロシア宮廷の女性たちの衣装や
装飾品もそうだし
また女の子たちが着ていた民族衣装も
そして
音楽も文学も
どこかヨーロッパのそれらとは違う
重厚さというか
深みというか
そういう意味のゴージャスさと
華麗さがあると
話したからです。
それはロシアという雪深い国の
極寒の凍土のシベリアを背景にした
閉鎖性が内向してそうなのかな~!
それらが翻って
影の奥行となり
重さの襞となり
安直な軽薄さを許さない
奥行の美になっていったのかもしれないが
でも私は
そこに魅力を感じる!
と話したことがあったのです。
トッツイの話では
どうやら今
少しずつロシアに注目がいきだしたらしい!!
ロシアのブームが
くるのでしょうか???
実は私はドストエフスキーの小説にでてくる
女性たちに
魅せられているのです。
いつか
そのことを書きたいとも思っているのです。
「罪と罰」にでてくる
ラスコリーニコフの妹ドーニャも
ラスコリーニコフがお金をあげる
娼婦のソフィーも
二人ともが
しっかりと自分を持つ
知性的な女性ですし
そして「白痴」にでてくるナスターシャも
「カラマーゾフの兄弟」にでてくる
カーチャもグルーシェンカも
それぞれに癖が強く
時に悪女的であっても
心の芯のところには
気高いものをもっています。
一般的に
ロシアの女性たちは
かなり気が強いかもしれませんが
でも
一本筋がとおっているようにも
思えます。
さしてロシア文学にも精通していない私が
いうのもなんですが、
そしてそれも私の勝手な幻想かもしれませんが
なんだか
他の国の文学にはない
女たちの存在の
魅力を感じます。
もしかしたら
今までにはない
ロシアの中に潜む美しいものに
日本の女の子たちが
魅せられるかもしれませんね。
もしかしたらね。
いよいよ美しいね!