脳の仮想世界を生きている! |
それは
人間の脳(頭)のなかが
<思いこみ・仮想>の世界だからなんだね。
人間は自分が体験して
データー化している
過去の世界を
使いまわしながらいきています。
どういう風に使いまわすかというと
・今おきている出来事(現象)
また
・これかたおきうるであろう出来事(現象)を
◎過去を使いまわしながら
・シュミレーションして仮想し
そこから記憶の
◎連鎖と連想が起き
・自分の行為、行動を決定しているからです。
もう無意識に瞬間芸として
そうしているのですよ・・・笑!
それは個人の世界から
大きく言うと
社会の政治や経済や外交までにわたって
すべてのことの根底には
シュミレーション、つまり<仮想>が
作用しているんだね。
例えば
先般のアメリカ大統領選挙でも
オバマの仮想する世界観と
ヒラリーの仮想する世界観と
トランプの仮想する世界観とが
ぶつかり合い
結果
トランプが選ばれているわけです。
しかし
そのトランプが仮想する世界を
アメリカ国民一人一人がまた
それぞれ
仮想して、連想して
選んでいるのですから
まあ
当たるも八卦
当たらないも八卦のごとき
危うい世界でもあります。
つまり人間とは
どこまでいっても
仮想と仮想が
ぶつかり合うしかないのです。
これは個々人の世界でも同じで
自分の仮想する世界と
他人の仮想する世界とが
一致したかのような幻想で結ばれている時は
うまく行くけど
それが正面衝突したときに
トラブルになります。
家族、夫婦、集団、社会、国家
すべてにおいて
お互いの幻想どうしが
ぶつかり合いながら現象化し
それが醒めると
関係が失速していきます。
私がこのブログで書き残しているのは
人間が平和に生きてゆくためには
人間とは
その仮想世界をいきていることを
一人でも多くのひとに
認識してほしいと願っているからです。
世界のトラブルも個人のトラブルも
すべて
仮想の衝突によって起きてくるのです。
そして
仮想の中の重要なファクターとなるのが
・感情です。
感情はもともと
・生命のエネルギー現象として
ありますが
それが生命保全のために
・過剰に反応し作動すると
つまり
・不安や恐れのシュミレーションが
・過剰に作用してしまうと
攻撃的な欲へとなってしまいます。
つまり
自分を優先させる
・所有欲や支配欲になると
他者への介入や支配への欲求となり
そしてそれが翻って
後ろ向きになると
服従と依存へと
人間を病ませてしまいます。
人間は長い人間史のなかで
その仮想によって起きる観念で
文化や宗教を創ってきました。
宗教はすべて人間が考えだしたものです。
それを信じて
正しいとか、正しくないと争うことも
愚でしかありません。
宗教も文化もすべて
◎人間と人間の関係性を考察し
どのようにしたら
人間が幸福になれるか
生きのびてゆけるかを
仮想しがら
創り出されたものです。
現代、
世界中を見渡せるように
情報が行き交う世界となった今も
まだ
人間の脳の中が
仮想世界であることを
ほんの一部の高い知性を持つ人間しか
理解できていません。
本当は
文化の違いも
宗教の違いも
その根っこは
仮想世界が違うだけです。
そういうことが
広く大きく知れ渡り
国家で争うことも
個々人で争うこともが
ほんとうに
ナンセンスなことであるということを
認識できるといいですね。
今、
高い知性を持たない人間が
うじゃうじゃ
世界の政治家の中で
はびこり始めています。
それは
日本も含めてです。
高い知性とは
自分の脳世界を
相対化できる知性です。
人間が幸福になるとは
・自分の脳世界を相対化し
いかに
自分の
・脳世界と
・体とを
・創造的に
使いこなすかです。
それはすべてにおいて
いえることです。
自分の脳世界を
如何にお掃除し
よけいな感情を付着させないこと。
よかいな感情=こころの垢とゴミです。
その多くは自分の深層心理にある不安と恐れ(怯え)です。
よけいな感情をお掃除できると
脳の回転が良くなります。
体にかかるストレスも格段に減ります。
なぜならストレスが起きるのは
脳の疲労によって
体に負荷がかかるからです。
頭(脳)の
回転を良くし
どんどん素敵なアイデアが浮かび
人生が面白く
楽しくなるように。
人間は個々人がまるで
ベツモノの脳世界をもって
生きています。
そう考えると
他者こそ
自分にはないものを
もたらしてくれる
ソウルフレンドです。
でも
それも
蛇を持っている人以外ですよ!
そして蛇を持っているひとは
ただちに
その蛇をすてることですね。
人間の赤ん坊は
親や他者の体温を感じながら
育ちます。
人間の体温は
・熱すぎもせず
・冷たすぎもせず
・ほどよい心地をもたらす温度です。
そういうお互いの体温の中で
素敵に交流しながら
あなたもわたしも
いきていると
いうことですね。