私も通ってきた道! |
30代後半の女性です。
自分はどうしても
いつも集団の中になじめず
孤立してしまう。
職場でも、子供の父母会でも
なにげない集まりでも
中に入れず、他人とうまく会話できず
いつも疎外感に襲われるのを
どうしたらいいか。
またそういう自分が
他人の目からみれば
いかにも孤立しているようにみられるのが
なんとも辛い。
あゝよくわかります。
なぜならそれは
私も通ってきた道だからです。
でもそれでいいんですよ。
自分というものがあり
自意識が働いているから
仕方がないのです。
それもわるいことではありません。
ただね、それは自分だけがそうかというと
おそらく人間全部が
そうなのです。
だからこそ
自分が孤立しないように
好きでもないひとと
意味のない会話をしゃべったり
他人の機嫌をそこねないように
とりいったり
気をつかったりと
もう涙ぐましい努力をする人も
たくさんいます。
ではそういう人が孤立感や
疎外感をもたないですんでいるかというと
そうじゃあないんですね。
逆に無意識の中に
孤立感があり
それを恐れているからこそ
社交的にふるまうのです。
じゃや社交的にふるまえれば
楽しいかというと
楽しいこともあります。
人間にとって
たわいのない雑談は楽しいです。
でも
楽しくないこともあります。
逆に煩わしいことも
たくさんあります。
もともと人間の脳は
一人一人が<個絶>していますから、
自分のこころの中など
誰も満たしてくれないのです。
自分の考えていることなど
そうそうは伝わらないのです。
ただ
他人と話しているという行為だけで
なんだか安心したり
満たされてたような勘違いをしているのです。
さらに脳が複雑ではない人は
客観性に欠けていますから
他人と話していても
たいがいが独りよがりに話していると
思います。
冒頭に私は
それも私が通ってきた道だと
書きました。
わたしも自我が強く自意識の強い人間でしたから
どうしても
他人と絡むのが下手で苦手でした。
思いだすのはすでに
幼稚園の頃にもう
孤立し
だれとも友達になれず、
幼稚園に行くと
そういう独りぼっちの自分を
先生に見つからないように
椅子の後ろに隠れていたことを
思いだします。
それは小学校に行っても
中学校にいっても
いつもグループには入れなくて、
修学旅行の時などは
先生がかき集めた
落ちぼれ組みのグループの中に
入れられていました。
でもね、
今から考えると
もうその頃から
私の中には
自分という柱が立っていたように
思います。
他人との境界線が
明確に引かれており
他人と同化できないから
苦しい、だけど
こちらには
しっかり自分の目や耳や口がある。
他人と絡めない
他人と同調、同化出来なかったからこそ
今の私がいます。
ただそのことで随分苦しみました。
だからこそ今は
意味のない会話も
ただの挨拶も
何でもできます。
また
何があっても
平然としていられる自分がいます。
個性=自分のミクロコスモスが
大事なのです。
それは年齢や経験と伴にしか
熟していかないから
時間がかかるのです。
相談者はまだまだ若い!!
だから
それでいいです。
自分をまげてまで
社交的になったり
集団に同化しなくてもいいです。
ただね
ただ
どの人も貴女と同じように
孤独で孤立しているということだけは
頭の中に叩き込んでおくことです。
そうして心に余裕ができたら
ちょっとした挨拶も
意味のない会話も
まあいいか!
くらいにやってごらんなさい!!
もしかしたら
そこから
貴女の個性が
開いてゆくかもしれないよ。
もしかしたら
その個性を案外
他人が喜んでくれるかもしれない!!
今辛いことや悩んだことは
いずれ
実る。
そういう自分をいつも
受け入れてあげてごらんなさい!!
私の眼にはA子さんは
とても素敵に見えます。
あとはただ
自分を解放する勇気だけかもしれませんね。
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