頭の中は統計学! |
要は統計学だ!!
統計学が面白い!
と。
私も頭の中は統計学だな~と
思う。
つまり脳は体験や経験によって得たデーターを
集計し、分類し、そして分析し
一定の規則性をみつけ
要約したり、解釈しながら
私達の脳内世界を創りだしていくように
思うからです。
だから体験知や経験知が少ないと
どうしても
脳内データーが貧弱になり
さらに
脳の判断することも
短絡してしまう・・・と
私は自分の経験からも
そう思います。
面白いのは
そういう脳の中の統計学が作動し
蓄積したものが
様々なる専門性に磨きをかけており、
例えば占い師などは
たくさんの客に接しては
無意識の裡に
客の顔相のデーターを集め
統計的に分析して、
だからこそ
顔を見ただけで
おおよそのことを
推測できるだろうと
思うのです。
私は占いは信じませんけれど
占い師の眼力には
そういう統計的な脳データーがあるのだろうと
思います。
脳の辺縁系には
人間の人相に反応して
快、不快を示すところがあり、
それが熟練されてくるのではないかと
思います。
その分類が熟練されてきて
さらに優れた占い師ほど
その占い師の中で蓄積された
文学的な文脈が付加されて
客が納得のいく説明をつけることができる!
何事においても
物事に熟練してくると
そこには一つの普遍性が現れてきます。
さらに優れてくると
それを言葉に要約し、説明する能力が付加され
さらに優れてくると
それを文学的に文脈化することができるのではないかと
思います。
例えばワインのソムリエが
ワインを嗅いで、即説明ができるように
このワインは何月に収穫される
どこどこ産で
この味はまるで
どこどこの浜辺に吹く風のように
爽やかな味だ!
という風にです。
人間が不思議に思ったり
神秘に思うことも
たぶんね、
脳の中の統計学が作動して
結論を出しているのだと
思います。
しかしそれを説明できない場合は
何となくだったり
不思議だけど・・・という文脈の中で
処理され、語られるのだと
思います。
人間の頭の中って
凄いね~!
磨けば磨くほど
光るんだね!
北海道の空です。
皆様ありがとうございました。
今季の「MIZUTAMA」を
終了いたします。