才能の開花と覚醒について、その1 |
若きふたりのクリエーターと達と話しました。
ひとりは小説家のたまご、
もう一人は
エディターの見習い。
ふたりとも三十代
もう
瞳がキラキラしている。
今日からこの二人のクリエーターのために
・才能とはなにか
・どうしたら才能が開かれていくか
そして最終的には
・覚醒とはなにか
について
ゆっくりと
書いていこうと思います。
しかし
このことは
単に
クリエーターだけではなく
他の職業においても
全ての人々にも
その人生においても
通底することなのです。
つまり
自分の才能が開かれ、
●自分が幸福になるためには
最終的には
●自我の覚醒が必要であり、
そのことこそが
自分の才能を発揮して生きることにも通じる
最も本質的なテーマだと
思います。
では始めましょう。
まず才能とはなにか
それは自分の意識と無意識世界を
横断し包括する
・自分のすべてであり
・自分の無意識中の泉から
・コンコンと湧きあがって来る
・イメージであり
・アイデアであり
そして
それを
・考察、編集する能力であり
それを
・表現する力です。
大切なことは
それが、
●自分の中にある泉(無意識)から
湧きあがってくると
いうことです。
つまり自分の脳の中に
その源流があると
いうことですね。
そしてその源流の根底には
●世界と繋がっている水路があると
いうことです。
人間の脳は
素晴らしい創造的な世界です。
そして
●脳は空よりも広い!
※この言葉はアメリカの女流詩人
エミリーディキンソンの言葉です。
しかしその創造性に
ブレーキを掛け
矮小な世界に自分を押しこんでいるのが
所謂
●自我の個人的感情世界です。
自我とは意識、無意識を含めて
・自分の頭の中を去来するすべてです。
しかしその去来することを
規制し、矮小化しているのは
自我に巣食ってしまっている
・ネガティヴな感情や
・矮小な思い込みです。
そしてそれらのネガティヴな感情や
矮小な思い込みが
稚拙な限り
才能も稚拙であり
限界を持ち
すぐ
枯渇してしまいます。
そして残念なことに
その稚拙な感情と思いこみこそが
強硬に
その人間の自我を支配しています。
そこには不安や怯えに支配された
・強烈な
・自己執着があり、
それがどんどんその人間の
思考世界の
・妄想(シュミレーション)を増幅させていきます。
※脳の世界はこの妄想と
メタ認知との
戦いかもしれませんね。
メタ認知とは
自分の心について思考する能力です。
この増幅された妄想に取りこまれた自我を
如何に
取りのぞいていくか。
まあ、取り除くなんて甘いもんじゃない
これは相当しぶといです。
※ほとんどの人は
それに気づくことも
解決することもなく
人生を終えてしまいます。
ただ気づいた人だけが
その自分との格闘をし
乗り越えていきます。
そこにこそその人の
唯一の才能が開花するのですね。
先日書いた赤塚不二夫さんの才能などは
この自我が崩壊してこそ
生まれてきたのだと
思います。
そして
才能とは
その妄想世界と現実の狭間の中に
生まれる
自己と外界のイメージを
コネクトし、
編集する力です。
だからこそ
自分が
・何を考え
更に
自分の外的世界を
・自分の無意識が
・どのように把握しているかが
その才能のドメインになっていきます。
それが
矮小な自我の感情に
支配されている限り
そこには矮小な才能しか生まれませんし
そんなものはすぐに
枯渇してしまいます。
自分を拓き
勇気をもって
自分をみつめ、
様々に体験し経験する中でこそ
泉はコンコンと湧き
尽きることはありません。
なぜなら
創造の泉の地底(無意識の世界)には
●自分と他者とを連結する
●無限の水路があるからです。
この無限の水路こそが
重要であり
そのことに気づけるためには、
自我の崩落や自我の崩壊が
必要なのです。
この自我の崩壊(崩落)こそが
覚醒(悟り)世界でもあります。
※自我の崩壊や崩落が起きても
その人間が崩壊することはありません。
そうではなく、自分の原点に立ち返り
さらに自分を再生していくプロセスになります。
それを堰き止めてしまうのが
自我の感情(自我のツッパリ)であり
稚拙な思い込み(認識)であり
そして
自分の世界に固執する感情=執着です。
自分を閉じ
自分を制限し
自分を防衛し
自分が体験することや
経験することを
恐れている限り
自分の無意識の底流にあった水路は
ドンドン痩せて
枯れていくしかないのですね。
だから
いくら若い時に
才能を発揮しても
そんなものなど
たかが知れています。
そうではなく
如何に自分を大きく広く
開花させ、熟していくかですよ!!
才能も自分の歴史ととも
熟していくのです。
熟してゆくには
●どういう自己認識が必要であるかが
とても大切なのですよ!
・如何に自分を磨いてゆくか
・如何に自分を熟させていくかこそに
・才能の連結と開花があるのです。
この自我の汚れというか
自分への固執とその感情は
その人間の遺伝的脳システムと
生育歴での刷り込みが
大きく影響しますが
しかし
そのことはもう
このブログで散々書きましたから
次回はそれらが
どのようにシステム化して
その人間の生き方に
作用しているかを
かきます。
今日はここまで
つ・づ・く!!
(女城主直虎のナレーター中村梅雀さんのマネです・・・笑!