最後のトレーニング! |
どういうものであるかを雑駁ではありますが
ほゞ掴めたと思います。
そのうえでつくづくと思うのは、
自分の中に起きてくるネガティヴな感情や
自分の中に刷り込まれているネガティヴな思い込みを取り除くことが
もうほんとに大変であるということです。
私はそういうネガティブな自分を見つめるために
もう一人の自分、すなわち理性の自分を確立して
事あるごとに自分を修正して生きてきました。
最初にどんなことに対しても否定から入ろうをする自分に気づき、
その自分をことあるごとに制してはひっくり返し、
まずは肯定的に、そのまま受け入れるとトレーニングを始めたのが
30代後半くらいでした。
もう瞬間的に否定から入ろうとする自分になりそうな手前でそれを
ぐっと押しやり、しりぞけて
否定しない・・とうことをトレーニングしました。
その他に相手の言葉や言うことをまず聞くというトレーニングも開始し、
また
自分中にある、他者への依存や甘えやそして所有も捨てました。
勿論嫉妬などは見つけるたびに自分に
なぜ嫉妬する必要はあるのかと
問いかけては、
逆に自分へストロークをあげました。
嫉妬はまさに自分への信頼と肯定がたりないからです。
もう事あるごとに
●自分の中に刷りこまれたネガティブなものを
見つけては退治しました。
だからこそ、
どんな人間も
自分に刷り込まれたネガティブなもので
自分が自分をコントロールできずに苦しんでいることを
ちゃんと理解しています。
その人間のもっとも根源的な命の世界は
透明であるにも係わらず、
残念なことに
誕生後に親や周辺の人間から刷り込まれて、
自我が冒されてしまったものが
脳の中で自動化してしまっているということです。
今私は最後のトレーニングとして
自分の脳の中で瞬間的に起きるネガティブな連鎖を退治する。
そういうことがおきそうになったら
即、退けるというトレーニングをしています。
本当はね、覚醒し、悟りを開きたいと願い、
ずっとそれを目指してきましたが、
しかし
脳のメカニズムからいうと
ほんとうに悟りへと到達できるということは
出来ないのではないかと思います。
なぜなら
脳は自分の意識とは別に
外界の刺激に自動的に、瞬間的に
連鎖反応をおこしてしてしまう機関だからです。
※機関と書いたのは、脳も体も
人間のエネルギーを作りだし操作するという
物理的な機能の器機だからです。
そして体はその連鎖反応に対応しながら
エネルギーを自動的に操作して命を継続させています。
※自立神経の交感神経と副交感神経はまさに
四六時中繊細に反応しています。
つまり
どんなに悟ろうとしても
脳の中のネガティブな因子が
◎すべて消えない限り
それはありえないからです。
たぶん悟りを開いたという古代の先人達も
きっとそうだったと思います。
でも
できるだけ、
できるだけね、努力します。
あと9年ちょっとで80歳になります。
なんとかやり遂げて
死にたいです…笑!
ね。
もうすぐ
漫画『宮沢賢治って、どんな人?』が始まります。
乞うご期待!!