理知の世界をめざして、その３

善く生きるためには

自分の良きところ（素敵なところ）を生かし
反対に
ダメなところは慎まなければならない。





ダメなところを野放しにしたままで

善きところを生かすことなど

できない。




いくら素敵なものをもっている人間でも

自己顕示をして、自分を満たそうとしたり

相手を否定して、優越感をえようとしたりした

瞬間に

その人間の良きところ（素敵なところ）は

帳消しにされる。




その人間の良きところを他者は愛するが

その人間のダメなところなど

他者は愛さない。







この単純なことすら、理解できない人間の

なんと多いことか。




そういう人間は

自分が他者のエネルギーを奪うようなことをしても

許されると思いこんでいる。



そういう甘えを自分に許している。


だがそういう脇の甘さでいつも

他者が去っていく。






残念だね～、


せっかくキラキラと輝くようなものをもちながらも


自己顕示をしただけで

その光は消えてしまう。







自分の良きところに他者は吸い寄せられるが


自分の悪しきところ（ダメなところ）には


他者は去ってゆく。









この単純な道理をいかに心得ておくか。



この単純な道理で

その人間の幸福も不幸もが

決まってゆく。






この単純なことをしっかりキモに銘じ


油断して、

甘えないことである。





そして逆に


全エネルギーを


自分の良きところを磨くことに


つぎ込んでいくことだと


思います。





ウエブマガジン「MIZUTAMA」2号終了です。


「MIZUTAMA」公式サイトのエッセイで、今日はちょっと大切なことを
かきましたので、よかったら読んでください。