私の仕事、その7、時代の不安とどう向き合うか!その3 |
次の時代をになうであろう二つの大きな流れを書きました。
ひとつは、IT,AIを基盤に、
世界を視野にいれて前へ進もうとしている流れで、
そこは最新のテクノロジーの世界でもあります。
もう一つは文化を基盤に
それぞれが独自世界にこだわり
内的なる世界を密化させて、世界と対峙しています。
その二つの両輪で日本は生きのびていくのでしょうかね~。
実は私には、このふたつこそが希望にみえるのです。
でも、こういう私の見方などだれもしていないと思いますが・・・苦笑!
ITというより、AIの方に私の希望があります。
それは産業や経済ではなく、
脳科学や人工知能の研究で、
それらはいずれ脳の合理性を解析していくだろうと思うからです。
脳の合理性とはなにかというと、
人間の世に起きる現象は全ては、
脳の合理性(脳の自然性の理屈)に基づいているからです。
わかりやすくいうと
世の中というのは、
脳の世界が投影さえれて起きている現象です。
つまり自分や他者の脳の中で起きる、
様々な、欲求や欲望や嗜好、さらに、
脳の中で創造的におきる思考や想念が
自分という存在を通して、外へ行為、実現されているのが、
自分と他者達とが作り出す、人間の世の中という現象です。
人間は自分の内部に起きるそれらの欲求や欲望や嗜好、さらに、
脳の中で創造的におきる思考や想念を
脳で仮想しながら、行為、行動しているのです。
そして脳は、それぞれの脳が独自のカプセルに入った状態で、
それらを仮想しているのです。
※それぞれが独自のカプセルに入っているということを
しっかり頭にいれておいてください。
だから、他者のこと、つまり他者のカプセル内でおきていることは
わかりえないのです。
他者のことは、わかりえないまま、
仮想しながら行動して創り出しているのが
世の中であり、
だからこそ、世の中とは幻想でもあると
いうことです。
つまり、個々がそれぞれの脳のカプセルの中で
自分が感じたことや、思ったことを、
他人もおそらくそうであろう・・・と仮想したり
その仮想からさらに妄想を膨らませたりしながら、
その仮想現実を共有し、生きているということです。
だいぶん話が難しくなってきましたが、
その仮想が集合したのが、世の中という現象で、
脳の中で、目玉をきょろきょろさせながら、
自分以外の人間と外の世界を観察しながら、
そうかな~?
そうかもしれないな~?
そうに違いない・・・!
などと仮想、妄想をふくらませながら
さらに自分の命をいかに保全するかの、
本能を働かせながら
人間は仮想的にこの世を造り、そこで生きているのです。
そしてまだまだ、人間にはわかりえない、
或は科学という方法で実証されず、
解明されていないことや未明な様々なことを
<不思議・・・>ということで括り
それに説明をつけようとして生まれたのが
宗教や哲学です。
話が難しくなってきましたが、
脳科学や人工知能を研究していくと
これまで明らかになっていなかった脳の世界を
どんどん解明されていくと思います。
その時、当然のように、
今まで人間が
<思いこんでいた>様々なことが
人間の依存に基づく幻想であることが、
明らかになっていくと思います。
このことはあまりにも難しく、
それを突き付けられた時の人間の混乱を思うと
なかなかそのパンドラの蓋をあけることが、
できなかったんだろうと
おもいます。
少なくともキリスト教の神という概念下でいきてきた人びとにとっては
到底受け入れがたいことだと思います。
まあ、
現代のコペルニクス的転回になりますからね。
おそらくそのことが広汎に認識されていくには
あと100年くらいかかるかもしれません。
ただ、脳が解明されていくと、確かに私たちは
それまで依存していた幻想や社会通念や既成観念を
捨てなければなりません。
なぜなら、
人間は,
動物的な脳と理性の脳を持った
食べて、排出して、寝るいきものとして
生きているだけに過ぎないという
冷厳な事実のみが、
浮かび上がってくるからです。
※つまり人間の脳が創り出す文化や文明をとり除けば、
ただの動物と同じだからです。
宗教も哲学もヒューマニズムも、
更に法律も思想も芸術もすべて、
人間が生きるために作りだした
幻想と妄想の産物であることが明らかにされるからです。
自分達が作りだしたものは、実は
それを造り出した人間の都合に合わせて
自分たちの集団の脳が創造したもので
それは、人間の普遍的なものではありえない。
だからこそ、
その違和や、ズレを巡って
戦争が起きるのです。
※この言葉はちょっと飛躍しましたが、しかし
それぞれの人はご自分の直観で掴んでください。
ものすごく簡単に説明すると、
アフリカのひとりの女性ルーシーから誕生した人類は、
それぞれが世界へと離散していく中で
それぞれの定着した土地と風土に適応すべく
さらに自分達の集団が生きのびて行くために
それぞれが<掟・法律>を作り、
共通の認識を共有し
様々なる仮想を駆使しシュミレーションしながら
自分達の村や国を創造してきたのです。
※だから聖書の中でアダムとイヴが人類の祖であるなら
白人もアフリカ人もアジア人もすべてが
アダムとイブの子孫ということでなければおかしいでしょ。
しかしそれぞれの民族は
人間の脳が持つ創意工夫や創造性により、
様ざまなる仮想や妄想で、さらに感性や感覚で修飾し、修辞しながら、
言葉による文脈で説明して
その民族や集団の文化を創り、人間社会を彩らせていきました。
だから世界中は様々な多様な文化や文明が
それぞれの民族で確立されながら、
今まで辿りついたということです。
ということは
そこには優位とか劣位なんかはない
ということです。
それらは
ルーシーから生まれたそれぞれの人間たちが、
自分達が辿り着いた土地と風土の中で
それぞれに生きるために育んできた
大切なものなのです。
その多様なものが、
いつの間にかパワーゲームの下に、争いをするようになり、
奪い合い、人種に優劣をつけ、
自国の利害のために他国を植民地化したり
戦争で人を殺しても、正当化されたり。
現代は最も仮想としては最悪である仮想マネーゲームの
経済にまで陥ってしまったという事態になっています。
もう、こんな陳腐で愚なることはありません。
ほんとうは、だれもが、朝起きて、働いて、食べて寝るという
同じ人間にすぎないのに。
脳の解析がすすむにつれ、
人間の間でトラブルになっていることも
それぞれの脳の遺伝子やそのシフトの違いから起きるのであることも
分かってくるでしょう。
今までのように相手が悪いとか
~さんの性格が問題だとかではなく
それは、
それぞれの脳の内容の違いなのだということです。
つまり
人間の世の中は、
錯覚や勘違いや思い込みからくるズレだらけであり、
そういう不毛なことを人間は有史以来
ず~っとやってきたということです。
脳が解析されていくと、
人間はそれまで依存していた幻想や仮想世界から
醒めなければなりません。
夢から覚めるのですね。
しかし一方で
だからこそ、
無駄な争いをやめ、
みんなで助け合っていかなければならないことが
骨身に沁みるでしょう。
戦争なんてもってのほかです。
限りある資源はみんなで共有しなければならないのです。
だってみんなルーシーから生まれた兄弟ですからね。
脳が解析されて行ったら
原爆なんてもつ必要もないことがわかるでしょう。
まあ、そうは簡単にはいきませんが・・・。
さて、冒頭の本来のテーマに帰りましょう。
AI社会が進むことは、一方では
人間が解明されるという利点がありますが、
その一方では
人間の脳が劣化しかねないという、大変憂慮すべきことも
起きてくるように思います。
なぜなら、それは、体が置き去りにされていく、ということが
起きうるからです。
このことはまたいずれ書いてみようと思います。
ひとつの流れはITやAIを駆使し、
世界経済へとむきあうことで
日本を生き延びさせようとしている。
もう一つは、自分達のアイデンティティーを確立し、
そこに根拠を置いていきのびようとしている。
この二つの流れが
それぞれの問題点を克服し
いつか、合体し、日本という国のソフト(アイデンティティー)を
再確立してくれればいいな~と
私は思っています。
この二つの流れこそ、日本が現象化しているそのものです。
ひとつは世界という文脈を持とうとしている。
もう一つは日本という文脈を維持している。
随分長くかきましたから、頭がパンクしそうです…笑!
日本は八百万の神の国で、
一元支配する神もいません。
日本古来の神話の世界である神道と
中国より伝来した仏教が、時に合体しながら、
そういうこともあまり気にしないでやってきた民族です。
もともとは多様性を大事にし、
さらにその多様性をアレンジすることも大得意の民族です。
古くはカステラや天ぷらから
スバゲッティナポリタンや
ラーメンやタラコスパゲッティ等々
世界中の食べ物が、いつの間にか
日本的にアレンジされてはびこっています…笑!
この日本という国が
もっと自信を持ち、l
人間はみんな同じで、
しかしそれぞれの多様性を争わず、
一緒に生きようという
世界へのメッセイージを送れるようにはならないものか?
私は日本のサブカルチャー世界や
あのコミケという若者が創出したイベント集団に
鍵があるようにも
思います。
だから彼らに頑張ってほしいです。
勿論世界一番のAI研究者たちにもです。
あゝもう頭がわれそうなので
今日はここまでにします。
つづく!!



