子供の魂のままに! |
印刷されてでてくる、
遠野の子供たちが描いた妖怪アイコンは
それぞれがユニークで面白い。
子供たちが無心で描いているので、
絵には作為も媚びも・・・もなく
子供の魂そのものです。
線はのびのびとしているし、
彩色も思いつつくままで
その造形の素朴な自然さが私の心を打つ。
私一人でみてるのもナンですから、
少しご紹介しましょうか。












このアイコンをキャラクターにして
物語やゲームをつくれるのではないかと思う。
さらにアニメや漫画にしても面白いと
思う。
この子ども達の魂が、大人にいじくられずに
このまま育てられたら、
日本はとても豊かな才能にあふれるとおもいますが・・。
でも、これらの絵の価値を分からない大人の方が、
多いのでしょう。
だってこの国は、子供をみんな鋳型にはめて
まるで企画品のように育てていますから。
先般から司馬遼太郎著「この国のかたち」をよんでいますが、
早稲田大学をおこした大隈重信は、
自分の出身の佐賀藩のガリ勉主義を
「全藩の子弟を組織して、一種の学制の中につめこみ、
定期的に試験をして、独創性や独立性の志を
失わしたと」
ののしっているとのことでした・・・苦笑!
それで大隈は自分で早稲田をおこしたのか!
妖怪の絵に顕われている
その人間の原型は、どれをとっても
瑞々しいその人自身です。
それぞれがこれからどんな人生を辿るのか。
これらの子供たちが、このまま
イキイキと生きれることを
祈ります。