死後の世界なんかないよ! |
書きます。
まあ、それは私には嬉しいことですが、
もしかしたら、それが嬉しくない人もいるかもしれません。
本屋をぶらついていたら、二冊の嬉しい本に出会いました。
ひとつは<知の巨人>と言われる、立花隆氏の本
「知的ヒントの見つけ方」と
もう一つは脳解剖者の養老孟司氏の本
「半分生きて、半分死んでいる。」
です。
その中でも、今日は立花さんの本のことを書きます。
立花さんがもう、はっきりと<死後の世界はない>ということを
書かれています。
これまでも立花さんはその著書で
<死後の世界>はないであろうと書かれてはいましたが、
この本では、もうハッキリと
「単純明快に死後の世界などというものは、
そもそも存在しないし、たとえあったとしても、
この世の住人たる我々とは、いかなるいみでも通底するところがない。」
立花さんはいわゆる公人ですから、その言動には、
慎重になられ、しっかりとした論拠をもってしか
臨まれなかったのだと思いますが、
もうその必要もなく、現代科学で、ほとんど証明されると
いうことでしょう。
そしてこのことは
NHKテレビ「臨死体験・死ぬときはどうなるか」という番組でも
放送されたらしいのです。
そしてその時スピリチャル主義者の人達や、
霊媒や宗教関係者などから
かなりの抗議があったらしいです。
私は最初、心について精神分析の世界から入りましたが、
あの<オーム事件>の時以来、
心は脳現象ではないかと思い、
この十数年は脳関係の本を手当たり次第に読みました。
そして今、
心はやはり、脳と体との相互作用でおきる現象だと
思います。
ただ、それを説明するのは大変むずかしいです。
しかし、だからこそ、根拠のないオカルト的なもので
ごまかしたりしてはいけないと
思っています。
人間の人生は一回こっきりです。
だから、一瞬一瞬がとても大切なのです。
更に神も人間の想像の産物であり、
宇宙には人格などありません。
そして人間の脳世界も体も常に変化していますから、
守護霊とか過去生などもなく、
人間は死んだら、電流のスイッチが切れて終わりです。
生きることはとても大変ですが、しかし
神に依存したり、おかしなオカルトに依存したりせず、
しっかり自分と向き合い、
自分の力で人生を切り開くことこそが
健康な心になります。
今朝コンピューターが壊れてマウスが使えなくなり,
ブログを書くのも一苦労しています。
ほんとうは、もっと詳しく書きたいのですが、
取りあえず、
死後の世界は、
ないということです。



ありがとうございます。また何かイヴェントにでるときは
お知らせいたします。私もお会いできるのを楽しみにしています。
そして小沢昭一氏のこと、私は巨匠だと思っています。
様々な事に通じさらに通俗的な世界、大衆芸能のもたらす
ダイナミズムをも心得ておられました。
もうああいう俳優さんはでてこないと思います。
いつも山本直純さんのお囃子に載っておしゃべりをされていた
ラジオの「小沢昭一的こころ」にはもう、笑い転げていました。