2018年 03月 18日
立花隆氏、養老孟司氏、そして良寛!その3 |
春気稍和調 春季やや和調
鳴錫出東城 錫をならして東城に出ず
青々園中柳 青々たり園中の柳
泛々池上淬 はんはんたり、池上のうき草
鉢香千家飯 鉢は香る千家の飯
心抛万乗栄 心はなげうつ 万乗の栄
追慕古仏跡 古仏の跡を追慕して
次第乞食行 次第に食(じき)を乞うて行く
春がきて気が和やかになってきた。
錫杖をならしつつ春の町にでていけば、
広場の柳は青々と芽吹き
池にはもう浮草が水に浮かんでいる。
食(じき)を乞う鉢には皆さんの布施たる米が
いい香りをたてている。
わたしはこういう生き方で心はみちたりている。
天子の栄であろうとそんなものは少しも欲しいとは
思わない。
心の満足とは欲望をすてたところにしかないと
心得ているからだ。
ただ私は昔からのすぐれた僧の行いや言葉を慕って、
一軒ごとに食を乞うてゆく。
(中野孝次著 「風の良寛」より)
いいな~。
こんな世界がいいなあ~と、
私は思うのです。
ようやく春になって
良寛は山から下りて
町(村)へと行乞にいきます。
もうそこには柳が芽吹き、池には水草が浮かんでいる。
しゃんしゃんと錫杖を鳴らして
町(村)を行乞していくと
家々からもらった米が鉢の中でいい香りをしている。
そこで良寛は、心をいっぱい解放して!
もう何もいらない!
と言います。
さあ、昔の先輩の僧のように仏の道をひたすらに
今日もまた施しを受けに歩こう!
立花さんや養老さんの本を読みながらも
こういう良寛の世界に触れるとホッとします。
むずかしいことはいらない、
素直に素直にいきよう!と
思うのです。
よけいな物も、
私を悩ます自我の欲望(頭の中を去来する意識のあれこれ)は
いらない!。
流れるままに、そって逆らわず生きよと
思うのですが、
現実は養老氏のいうように、
様々に煮詰まって、なかなか先が見えません。
はて、どうしたもんじゃろ~・・・。
なんぼう考えへても同じことの落ち葉ふみあるく
それもよかろう草が咲いている
何をもとめる風の中
其中一人いつも一人の草萌ゆる
ころり寝ころべば青草
蕗のとう ことしもここに蕗のとう
種田山頭火
これでこのシリーズは
終わりです。

鳴錫出東城 錫をならして東城に出ず
青々園中柳 青々たり園中の柳
泛々池上淬 はんはんたり、池上のうき草
鉢香千家飯 鉢は香る千家の飯
心抛万乗栄 心はなげうつ 万乗の栄
追慕古仏跡 古仏の跡を追慕して
次第乞食行 次第に食(じき)を乞うて行く
春がきて気が和やかになってきた。
錫杖をならしつつ春の町にでていけば、
広場の柳は青々と芽吹き
池にはもう浮草が水に浮かんでいる。
食(じき)を乞う鉢には皆さんの布施たる米が
いい香りをたてている。
わたしはこういう生き方で心はみちたりている。
天子の栄であろうとそんなものは少しも欲しいとは
思わない。
心の満足とは欲望をすてたところにしかないと
心得ているからだ。
ただ私は昔からのすぐれた僧の行いや言葉を慕って、
一軒ごとに食を乞うてゆく。
(中野孝次著 「風の良寛」より)
いいな~。
こんな世界がいいなあ~と、
私は思うのです。
ようやく春になって
良寛は山から下りて
町(村)へと行乞にいきます。
もうそこには柳が芽吹き、池には水草が浮かんでいる。
しゃんしゃんと錫杖を鳴らして
町(村)を行乞していくと
家々からもらった米が鉢の中でいい香りをしている。
そこで良寛は、心をいっぱい解放して!
もう何もいらない!
と言います。
さあ、昔の先輩の僧のように仏の道をひたすらに
今日もまた施しを受けに歩こう!
立花さんや養老さんの本を読みながらも
こういう良寛の世界に触れるとホッとします。
むずかしいことはいらない、
素直に素直にいきよう!と
思うのです。
よけいな物も、
私を悩ます自我の欲望(頭の中を去来する意識のあれこれ)は
いらない!。
流れるままに、そって逆らわず生きよと
思うのですが、
現実は養老氏のいうように、
様々に煮詰まって、なかなか先が見えません。
はて、どうしたもんじゃろ~・・・。
なんぼう考えへても同じことの落ち葉ふみあるく
それもよかろう草が咲いている
何をもとめる風の中
其中一人いつも一人の草萌ゆる
ころり寝ころべば青草
蕗のとう ことしもここに蕗のとう
種田山頭火
これでこのシリーズは
終わりです。

by denshinbashira
| 2018-03-18 07:53
| あたらしい時代へむけて!
|
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