2018年 03月 21日
賢者の知恵! |
昨日ある人に電話をしました。
このところあることで私自身が煮詰まってしまい、
そのプレシャーで、
朝目が覚め時に不安に襲われる。
そこで
この問題を、
私だけで抱え込むと、ヤバイと思い、
自分を安心させ、私の生命力を取り戻すために
ある方に電話をしたのです。
案の定、穏やかで優しい声を聞き、肩から荷物がおろせ、
ほっと安心したせいか
今朝は穏やかに目が覚めました。
私が良寛を大好きなのは
ひとえに
「騰々任運」という良寛の言葉がある。
意味は、
運を天に任せて、のほほんのほほん!
この意訳は、良寛研究家の柳田聖山先生による。
謄というのは、馬が踊るという
躍動的なものをベースに
高きところへと昇るという意味がある。
高きところとは雲の上の世界で
その世界から下界を見れば、
そこはさほどしれたところではなく、
そのたかが知れたところで、
人間は葛藤している。
だから、深刻にならず
運を天に任せ、
のほほん、のほほんでいいのだ。
「謄々任運」の基になっているのに
唐の時代の「了元歌」というのがあり、
これは謄々和尚と呼ばれる人がつくったものらしい。
「了元歌」とは根源を尽くす歌という意味で、
もうこれ以上行きようがない、という
そういう意味らしいです。
『今日、任運 謄々
明日、謄々 任運
心中、了了として、総に知って
『且(しばらく)佯痴縛鈍と作る(ようちばくどんとなる。)』
「心中、了了として、総に知って」
行き着くところまで行きついてたら、
悟りをひらいて。
且(しばらく)佯痴縛鈍と作る(ようちばくどんとなる。)』とは
バカのふりをする…ということです・・・笑!
柳田先生は、これを賢者の知恵と書いておられます。
いつも良寛を思い、
その背中を見ながら生きてます。
でも、まだまだ、遠いなあ~!
未熟者の私です。

ウエブマガジン「MIZURAMA]4号更新しました。
ロシア雑貨のお店「マリンカ」さんの記事です。
どうぞお楽しみください。
お店の扉を開くと広がるのは、
かわいらしくて、ちょっと控えめで、
欧米ともアジアとも違う煌めくロシアの世界です。

このところあることで私自身が煮詰まってしまい、
そのプレシャーで、
朝目が覚め時に不安に襲われる。
そこで
この問題を、
私だけで抱え込むと、ヤバイと思い、
自分を安心させ、私の生命力を取り戻すために
ある方に電話をしたのです。
案の定、穏やかで優しい声を聞き、肩から荷物がおろせ、
ほっと安心したせいか
今朝は穏やかに目が覚めました。
私が良寛を大好きなのは
ひとえに
「騰々任運」という良寛の言葉がある。
意味は、
運を天に任せて、のほほんのほほん!
この意訳は、良寛研究家の柳田聖山先生による。
謄というのは、馬が踊るという
躍動的なものをベースに
高きところへと昇るという意味がある。
高きところとは雲の上の世界で
その世界から下界を見れば、
そこはさほどしれたところではなく、
そのたかが知れたところで、
人間は葛藤している。
だから、深刻にならず
運を天に任せ、
のほほん、のほほんでいいのだ。
「謄々任運」の基になっているのに
唐の時代の「了元歌」というのがあり、
これは謄々和尚と呼ばれる人がつくったものらしい。
「了元歌」とは根源を尽くす歌という意味で、
もうこれ以上行きようがない、という
そういう意味らしいです。
『今日、任運 謄々
明日、謄々 任運
心中、了了として、総に知って
『且(しばらく)佯痴縛鈍と作る(ようちばくどんとなる。)』
「心中、了了として、総に知って」
行き着くところまで行きついてたら、
悟りをひらいて。
且(しばらく)佯痴縛鈍と作る(ようちばくどんとなる。)』とは
バカのふりをする…ということです・・・笑!
柳田先生は、これを賢者の知恵と書いておられます。
いつも良寛を思い、
その背中を見ながら生きてます。
でも、まだまだ、遠いなあ~!
未熟者の私です。

ウエブマガジン「MIZURAMA]4号更新しました。
ロシア雑貨のお店「マリンカ」さんの記事です。
どうぞお楽しみください。
お店の扉を開くと広がるのは、
かわいらしくて、ちょっと控えめで、
欧米ともアジアとも違う煌めくロシアの世界です。

by denshinbashira
| 2018-03-21 06:36
| 良寛の世界
|
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