自分に厳しさを課す。 |
かなりしんどいことがありました。
しかしず~っと考え続けてきましたので
やっと出口が見えてきましたが
体がずいぶんストレスを感じたようで
まだ少し気力が回復していません。
私の脳の中には母からバトンされた強迫観念がありますから、
自分が後ろ向きになったり、
気が弱くなって不安に駆られたりすると
それがドンドン頭をもたげてきて、
エネルギーを奪われていきました。
いけませんね、何とか自分を立て直さねば、と
それらを追い払いながら
考えが行き着いたのが
自分の中の甘えを排除し、
もっと厳しい中に置く、と
いうことです。
この厳しさが自分にはたりないと気づいたとたんに
私の中にひんやりとした理性が滲みてきました。
自分に厳しい分、
自分がシャンとしたのです。
そして
自分をもっともっと下に置くこと。
下とは、人間として、最も未熟で不悟の者としての
私です。
この冬のしんどさの原因は
人間に対する、或は社会に対する
私の認識の甘さから来ています。
人間とは不条理です。
人間は自分の頭の中でシステム化された自我と感情を
なかなか捨てることができません。
人間の頭の中には、人間社会が作り出す
間違った思い込みでいっぱいです。
そういう人間と人間社会を、突き放して見ながら
私自身の人間を見る目をもっと厳しく、そして
安易な幻想を持たない。
しかし、それでも私は人間を愛し、
その不条理を承知の上で、
今年もまた、春がきましたので、
良寛のように山から娑婆に下り…笑!
色々な人に出遭い、
自分を磨ければと思います。
あゝ、すこし元気が湧いてきました。
ウエブマガジン「MIZURAMA]4号更新しました。
ロシア雑貨のお店「マリンカ」さんの記事です。
どうぞお楽しみください。
お店の扉を開くと広がるのは、
かわいらしくて、ちょっと控えめで、
欧米ともアジアとも違う煌めくロシアの世界です。