遂にテレビが・・・! |
・遠野テレビと・テレビ岩手で放送されることになりました。
遠野テレビは今日、テレビ岩手は明日の夕方だそうです。
漫画家の奥友志津子さんと私という、まったくの個人で始めた
妖怪展ですが、
よくがんばったな~と思います・・・苦笑!
また遠野の市長さんがもう、打てば響くような感性で
理解を示してくださったことが大きいです。
そして、これはうちの爺さん(田下憲雄)からの情報ですが、
今、外国からの観光客の意識は、これまでの
都市や名所旧跡ではなく、
もっとディープな日本を知りたいという風に向きが変わってきている。
つまり、平和で、勤勉で、温厚な、
そして倫理意識が強い日本とは、どういう国なのか、という事に
関心と興味を持ちだしているというのです。
世界中のどこにもない伝統と文化の国、日本とは、
そもそもどういう暮らしをしてきたのか、と
いう訳で
日本の田舎に彼らの視線が向き始めているらしいのです。
グローバル化する世界、
近代的都市化する世界、
ますますデジタルになり、
利便化するAI世界などの、
その表面的な動きではなく、
長い歴史と伝統の中で培われた文化に
目が向き始めたということでしょうか。
そこにはまぎれもなく、
コツコツと積み重ねられてきた人々の暮らしの中の
●日本の知性があり、
そこに、外国の人々の眼差しが向けられてきたと
いうことでしょうか。
遠野はまさにそれには、ぴったりですし、
妖怪もいますから・・・・。
妖怪とは何か?
確かに、怖い話もたくさんあります。
妖怪は西洋のゴーストとは違います。
どこがどう違うのかな?
妖怪はとても人間的であり、
日本的な情緒を持っています。
特に
「遠野物語」にでてくる女の妖怪は
どこか、妖艶で官能的です。
遠野物語の第8話までが、そんな女達の話です。
そして村の家を渡り歩き、
豪農を亡ぼしたり、
長者にしたりするザシキワラシも
どこか飄々として、面白く、
双子のざしき童らしきものを子供が描いています・・・!
↓

アッという間に世界を席捲したこの物語は
何が人々を魅了したのだろうか、と思い、ね。
面白いですね~、荒唐無稽で。
ここにも、イギリスの魔法使いの伝統が息づいていますよ。
あちらは魔法使い、こちらは妖怪、
あちらは小麦の世界で、こちらはお米の世界で、
でも私には、少し共通点が見えて来ています。
そのことはまた機会があったら書きましょう。
とにかく、なんだか妖怪展、ワクワクしてきました。
こうなると、もう、生きることだいぶんくたびれてきたけど、
もう少し、がんばらなくちゃ~と
思います。
皆様、遠野の妖怪、どうぞよろしくお願いいたします。
どうぞ見に来てくださいな!
