映画 仮題「どこかに美しい村はないか」撮影日記4 ガラス絵を撮影する。 |
今回は五泊六日の旅でしたが、
最後の日に吐き気と熱を出してしまいました・・・苦笑!
おそらく何かの食あたりだろうと思いますが、
それでも寝ている時に、
何かにうなされているような気がしましたので、
おそらくこのプロジェクトの重責を感じているのではないかと
思いました・・・苦笑!
つい力んでしまうのですね。
私の悪い癖ですが、
それが私でもあります。
今回はガラス絵の選別と撮影が主な目的でしたが、
ガラス絵館のスタッフであるシズコさんが、
私達のテーマに沿って整理し、選んでくださっていたので、
大変スムーズに撮影が進行しました。
そちらの様子をどうぞ
いかに児玉さんが遠野の風土を愛し、その四季を愛し、
人々に愛着をもっていたか、
分りました。
約40点の絵を撮影しました。
映画上映の際は、
その絵の中にある遠野の美しさ、
労働へのオマージュ、
そして児玉さんの眼差しの先にある
人々への優しさを、ご堪能いただけると思います。
更に遠野に行くたびに感じる、
厳しい風土の中を生きてきた人々の
吐息のような魂です。
それはおそらく遠野だけでなく、
日本の東北の農村の中にある、
厳しい寒さの中でホッと灯されてきた
控えめで、慎ましい魂ではないかと思います。
そのことも、
少しずつご紹介していきたいと
思います。