何でも面白がる! |
今の時代の方が面白いように、私は感じる。
バブル時代は金銭的にも人々の懐が豊かであったせいか、
どこか世の中の事が綺麗ごとであった気がする。
まあ、人々がいまより、優等生的というかお行儀がよかったような
気がする。
しかしその分、
物事が表面的で、そらぞらしくもあった気がします。
それに比べて今は、
人々がもう仮面をかぶってはいられず、
そらぞらしく澄ましてもいられず、
反対に本心を剥き出しにしてきた。
よく言えば
とても正直になっているような気がします。
だから、表面をきれいごとで取り繕うような、
そういうごまかしが
利かなくなったんだね。
みんなホントのことを知りたがっているんだと
私は思います。
昨日書いた、いかにも、形式的で、儀礼的な事に対しては、
NOサインが出ているという事なんだと
思います。
脳の観点からいうと、
人間の脳の内容は、それぞれみんな違うのだから、
そういう自覚を持って、
それぞれの人が自分力を発揮し始めたら、
スゴイことになる。
※私はせめて私の周囲の人間だけには、
それを保障し、応援したいと思っている。
ただね、
その時、
自分と他者とは、
まったくのベツモノという自覚をしっかり持っていないと、
・無意識に他者と自分を比較したり、
・無意識に優劣をつけたり、
・無意識に自分をディスカウントしたり、
・無意識に他者に介入したり、
・無意識に他者に依存したりする、ということが
起きてしまうからね。
つまり、
この世は人間の数だけ、多様ってことなんだね。
そして人間の弱点というのは、
そうであるにも関わらず、
自分と他者とが同じであるかのような
錯覚を持つ、ということです。
このあたりのことは脳学者の養老孟さんも、しきりに書いている。
※ただ養老さんの本は回りくどい・・・苦笑!
どうしても自分を縛り、他者を縛りたくなる、という
いつも広々とした感情で、
心に余裕をもってさ、
お互いの違いの差に寛容で
自由でなくちゃ~ね!
お互いが、全くベツモノっていう自覚をしっかり持つと、
夫婦なんてのも、行き違いがあるのが当然で、
親子だって、全くベツモノなんだから。
親が子どものことを、
子が親のことを、理解できないのも、
あたり前だし
子供が親とは別の生き方をするのも
当然のことですよ。
そしてそうなると、世の中は
俄然おもしろくなるよ。
まあ、人間だからね、時にトラブルやバトルもあるさ。
でもね、
その時だって、
アンタは、そうなんですか、
私はこうなんですよ!
っていうことで
逆にその違いや差がはっきりしたら、
そこから、また何かが生まれたり、
関係が新しくなる。
私は最終的には、
何でも、面白がることだと思う。
世の中も、人間も
オモロイなあ~と、
眺めることだと思う。
でもね、ほんとにそうだよッ!
この歳になると、ますます、そう思います。
怒って、泣いて、悲しんで、
でも
最後は笑いで、大笑いでさ、
福、来たるだよ!!





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