愛情を注ぐとは…たいしたことはできないけれど。 |
キラキラと光やエネルギーがでていると
楽しく、面白く、美しいなあと思います。
そういう時は、その人が溢れ出させてくるものを
大切にし、
例えそこには違和や驚きやそして私との差異があっても
それこそを大事にしたいな~と思うのですよ。
それは決して特定の人ではないですよ。
誰もが、そういう時はキラキラ輝いていて素敵なのです。
愛情とは、そういう他者の素敵なとこをそのまま
他者を自立したひとりの人格として、
まるで絵を眺めるように、音楽を聴くように、
そのまんまが、私の胸に響いてくるのですね。
反対に、私が他者を自分の型や枠にはめようとすると、
そのとたんにその人は輝かなくなります。
また、私が、こうあるべきであろう、などという物差しを
当てはめても、ダメなのですよ。
人間も、世の中も、おかしいもので、
自分のことはさっぱり気づかないのに、
他人に対する要求度ばかりが高いです。
そうじゃなくて、
自分も他人もボチボチで、大したことないのです。
でもね、冒頭に書いたように、
その人、その人固有のキラキラがあってね、
それを眺めていたらいいのですよ。
子供を育てる時も同じでね。
子供はもう生命力満々で生まれてきます。
生きようという使命を体中に漲らせて、この世へと
あの、母親の胎道を、頭で突き上げながら、
生まれてくるのですから。
ただ、最近わかってきたことは、
人間の遺伝子には相当の多様性があり、
以前にもご紹介しましたが、
遺伝子レベルですでに、
悲観的な遺伝子と
楽天的な遺伝子があり、
人はそれぞれがもう固有の遺伝子をもって
生まれてくるのですね。
だららこそ、その遺伝子を駆使して、その人間が
逞しく生き延びてゆくには、
どう育てたらいいか、ということが
とても大切なのですよ。
まず、子供をよ~く観察して、
いかにも、その子らしいところを
つまらない大人の感覚や、常識や、しつけと称されるもので
摘み取らない。
例えばその子が悲観的な遺伝子をもっているなら
それは逆にその子がとても慎重に生きようとしていることです。
だから、それを大切にしながら、少しずつ安心させてあげながら、
ちょっと冒険したときに褒めてあげる。
反対にその子が楽天的な遺伝子をもっているなら、
その子はきっと脇があまく、お調子に乗りやすいでしょう。
だから、時を見て、物事を慎重に運ぶことや、
緻密に考えることを教えてあげればいいのですね。
まあ、子供というか、幼児の時はまだ
<動物>ですから、
しつける、というより、
<教える>ということで、
さらに<動物>は本能と感情の塊ですから、
少しずつ<人間>になるための
本能と感情のコントロールを教えてあげればいいのです。
そしてその時、教える側が、最も本質的なこと、
根源的なことを、ちゃんと考察し、わきまえていることです。
どうでもいいことばかりで、子供を縛ったり、叱ったりしないで、
です。
根源的な事とは、
子供は親の所有物ではなく、ひとりの人格をもった人間であること。
子供はもう、その存在において、親から自立した自由をもっていること。
子供も大人も、常に変化する<学び>の中にいきていること。
人間はもともと前へ進もうとする前進性の中に生きていることなど
です。
さらに
人間として成長するための学びとして
<客観的な視野と思考>である<理性>を磨かなければならない、ということ。
客観的というとすごく難しいそうですが、
常に相手の立場にたってものを考えることができる、ということです。
具体的には
相手(他者)に迷惑を掛けたり、相手(他者)の自由をうばったり、
相手の時間を奪ったり、消費したり、
相手を意識的に貶めたりしては、
いけない。ということを、
経験や体験を通しながら、その子の内部で言葉化やイメージ化できるように
教える。
ということです。
さらに常に、一番大事なことはなにか、
という優先順位を考えられるようにする。
それはその子どもが、自分で考えるのです。
愛情とは、
相手を自分流にいじくることではありません
その人間がそのまんま幸福になるように
ささやかに、愛してあげることです。
※その人間がそのまま幸福になるとは
宗教家の<ひろさちや>さんの言葉です。
子供でも、大人でも、その人がそのまんまキラキラしているときこそ、
それをそのまま受け入れて、眺める・・・という
愛情を
注ぎたいものですね。


● ワークショップを開きます。詳しくは↓Moreにて。
2019年 8月30日(金)~9月1日(日)(二泊三日)
・場所は、長野県北佐久郡立科町女神湖の傍のペンション「優しい時間」です。
・募集定員は5名です。(残り2名)
・参加費は30000円
(内訳、宿泊代8900円×2=17800円+参加費12200円)
・当日は3時に現地集合です。
〇新宿からの高速直通バスがあるみたいです。
※格安高速バスのご案内
東京・新宿から蓼科牧場(白樺高原観光センター)の
高速バス予約・お問い合わせは「トラビスジャパン」
TEL 0265-71-3800 NET予約割引、早割あり。
トラビスジャパンのHPからご予約ください。
・昼食はでませんので各自負担です。
ワークシップの内容
目的 ・自分の解決したい悩みについて、心を開いて話し解決の道を探す。
・他方、他者の悩みを聞くことにより、
・他者と共感し
・自分の問題性に気づきながら
・より客観的な視野の世界を広げる。
・お互いがエネルギーを交換して
・元気になる。
・参加者は自分の意志に基づいて
・参加者全員の前で、自分の悩みについて話てください。
・田下がお話を伺い、一緒に解決の道を探します。
もちろん参加しても
話したくない人は
話さなくてもいいです。
しかしみんなで一緒に考えましょう。
・大切なことはすべて自分の意志に基づいてやるということです。
・一人で悩んでいる人は、参加してみてください。
ほかの人の話を聞いているうちに
きっと元気がでてくると思いますよ!
参加申し込みはこちらのアドレスにお願いいたします。
<blue.forest.life@gmail.com>
必要事項は以下の通りです。