昨年11月に遠野中を廻ってロケ地を探した時、三軒の茅葺き屋根の民家を見つけました。
一軒は、遠野に移住してきた画家の家で、ちょうど茅で屋根を葺いていました。もう一軒は多分80歳近いのではないかと思われるおばあちゃんが、一人で住んでおられました。
今回撮影をお願いしたのは、三軒めのお家で、東京からひとりで移住して来られた渡部沙織さんという、私より少し若い女性の家です。
渡部さんは、馬が大好きで、馬と一緒に住み、馬とふれあってもらう民泊をはじめられようとしています。
茅葺きの家で、自分達で、カマドでご飯を炊き、五右衛門風呂に入り、さらに馬に乗って散歩したり、特に子供たちに遠野の自然と馬を満喫して貰いたいと思っています。
そして、渡部さんの民家がある附馬牛(つきもうし)地区は、信号が一つもない田園だそうです。
私たちは、この渡部さんの民家を、川を隔てた向こう側から撮影しました。
夕方日が落ちて三日月が上がるまで待って撮りました。
※写真は、秋に撮ったものです。今回、私は家の中で渡部さんとずっとお話しをしていたので、外からの写真を撮りそびれました…苦笑❗️
子供たちが、馬や牛がいる、更にやぎもいるのんびりした附馬牛で遊んで欲しいと願っている渡部さんの民泊プロジェクト、成功するといいな〜と思いました。