友達神話なんて、くそくらえ! |
遠くからみてみると、
なんとたくさんのことを
●思い込まされて生きているかが見える。
その一つが<友達>という神話で
友達がいないことや、
いない人が
あたかも
よくない事のように思われているが、
ほんとうにそうだろうか、と
思う。
私など、同年代の友達など、ひとりもいないよ。
それでも、なにも不自由なことはないし、
寂しくもない。
むしろ煩わしいことに誘われないので、
とても助かる。
若い頃、それも20代の頃などは、
ベチャ~とくっついて、
お喋りばかりしていた友達もいるけど、
ベチャ~とくっついていた分
喧嘩別れになりました。
まあ、賢治と嘉内も、そうですね。
人間は、所詮ひとりです。
友達というのは、幻想で、
人間はひとりひとりが、
自分というカプセルにはいっているような状態であり、
まあ、あえていえば、
どんな友達とも、
ちょっとした、ほんの少し、
それもほんとうに言葉が通じあっているかも
かなり不確かで、
というのが、
脳から考えられる
ほんとうのところです。
ところが、世の中では
友達がいないということが
なにかおかしいような、
悪いことのような、思い込みが
まかり通っている。
そんなバカなことはないのであり、
むしろ、その反対にで、
●自分の考えが深くなればなるほど、
●教養がつけばつくほど、
●人間は孤独になるもんですよ。
では、
孤独になっても寂しくない。
そんな自分になるために
どうしたらいいか。
まあ、
一言でいえば、
諦めることですよ。
何を?
つまり
自分が理解されたい、とか
自分の寂しさを、癒されたいとかいう
自分の甘えをです。
そして、不思議なことに、
他人に甘えず、
他人を尊重し、
ちゃんと
●距離をもてるようになると、
友達ができてくるもんです。
それも良質の友達です。
べったり、と感情や、孤独を紛らわすための友達ではなく、
知性と理性で繋がる友達です。
決して、否定的ではない、友達です。
お互いの知性や教養を交換でき
話せば話すほど、楽しい。
話せば話すほど、お互いの貯蔵タンクから
オモロイことがどんどん出て来る。
会って、おもしろかったね、
じゃあ~バイバイ、と
あっさり別れる、人間関係です。
それを友達というかどうか・・・?・・・ね~。。
そしてそれは、
特別な関係でもなく
ごく初対面の人とでも
同じです。
面白い時は、どんどん話が深くなるからね。
私は、まず、否定的な人とは話しません。
自分をこじらせているひとも、
ものごとをななめから見る人も
さらに
感情的な人も、
べったり近寄ってくる人も
自分のことばかり話す人も
まあ、
言わせてもらえば、
この世は
友達になりたくない人の方が
多いかもな~・・・・苦笑!!トホホ!
相手の生き方を尊重し、
自分の欲求を満たすめに相手を使わない。
人間はいつも孤独で、
それが当たり前なのです。
その孤独を引き受ける覚悟や決心がついてくると、
な~んも寂しくなくなります。
むしろ、
ほんとうに、つながりたい人とだけ、
つながればいいのです。
そしてそれも、繋がれるときもあれば、
繋がれない時もある、くらいのアッサリさでね。
若い人の中には、
友達がいない、
友達ができないと、
悩んでいる人がいるかもしれませんが、
そんなこと、悩む必要はありません。
友達がたくさんいるというのも、
なんか、胡散臭い話です。
※昔住んでいた地域で
女ボスのようなおばさんがいて
自分の身うちの葬式に
たくさん人が来たと自慢していましたが、
そのおばさんは見事に下品で教養がない人間でした・・・苦笑!
そして友達を作ろうというのも、
これまた、安直な、人間が言うことです。
人間はそんなに甘くない。
むしろ、
時には引き籠って
自分を守らなけでばならない時だってあるよ。
●人間関係ほど、ややこしく、厄介なものはないんだから。
そういう困難な人間関係の中で、
ほんとに
その人がいいな~と思ったら、
他人を否定したり、
攻撃的でない人や
感情を振りまわさないひとや、
まあ、自分が友達になりたいな~と
思ったなら、
あんまり期待をせずに、
ほんのささやかに、交流すればいいのよ。
ささやかに
もし、時間があれば、話そうか…くらいでね。
まあ、時間がなければ、また今度・・・でね。
この世=人間の海で
誰もがひとりでポカリ、ポカリと浮かんでいる。
まあ、浮遊しているともいえるけど、
それでも、
ポカリポカリと浮かんでいても
それはしっかりとした自分であり、
他者に依存しない自分であり、
自分で完結して
自分が自分を操縦している、という
自分への確信とエールをもって浮かんでいる。
雨がふっても、強風がきても
大波がきても
凪がきても、
確かな自分と
確かな自分になろうとする自分とでさ、
しっかり人生の舵を取り、
荒海を乗り越えていこうよ!
友達神話なんて、
くそくらえ!